<反抗期!母のココロ壊れる……>他人事のような夫「放っておけばいい」私が悪いの?【第3話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はユミコ。高校生のショウゴと夫(アキオ)と3人で暮らしています。感染症が流行するなか家族の健康を守るために必死ですが、ショウゴは私に対して暴言ばかり。ある日ショウゴに「ウチの食事に飽きた」と吐き捨てられ、思わず涙があふれ出しました。幼いころはあんなに可愛らしかったのに。夫が言うように「反抗期はこんなもの」なのでしょうか。私の心をいつも逆なでするようなことを言うショウゴが「普通」なのでしょうか。
ショウゴの言葉で私の心は傷つけられ続け、すべてのやる気を失いました。(もう無理……疲れた)エプロンを脱ぎ、夫の在宅勤務の部屋に向かいます。夫は以前、私がショウゴのことについて相談したとき、「思春期の子どもなんてみんな親に反抗するもんだ!」と笑っていましたから、寄り添ってくれる望みは薄いとわかっています。それでも、誰かにこの気持ちを聞いてほしかった……。
「えっ……ちょ……どうしたの……?」夫は私の泣き顔を見て驚きます。
「なんだそんなことか。ユミコはさ、少しショウゴのことを放っておいたらいいんだよ。かまいすぎなんだってば。思春期の男子なんてまともに相手をするもんじゃない」ショウゴに言われたことについて相談しましたが、私が求めていた返事ではない言葉が返っていました。夫はいつもソレばっかり……。私が悪いと言わんばかりです。親なのに、ショウゴを気にかけたり注意したりもせず、ほったらかしにしておけばいいってこと……?
寝室にあるクローゼットにむかい、着替えや化粧品、ノートパソコンなどの荷物を旅行用のバッグに詰めこみます。今のショウゴはしゃべりかければ反発し、あえて私を傷つけるような言葉を選びます。アキオはどこか他人事だし、私だって家族のために頑張るのはもう限界……。私は調理途中の料理も食材もすべてそのままにし、リビングに「しばらく1人にしてください」と書き置きを残して家を出ました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・りますけ 編集・井伊テレ子