<毒親の嫌がらせ>実母が私の子ども以外の孫ばかり褒める。距離を置いたほうがいい?出した結論は
実母との関係に悩むママもいるかもしれません。実母には自分を産んで育ててくれた恩や愛情もあるためひどいことをされても嫌いになりきることが難しく、それがさらにママを苦しめてしまうこともあるようです。ママスタコミュニティには先日「実母がわざと他の孫ばかりの顔を褒める」と題してこんな投稿がありました。
『実母は絶対にうちの子の顔を誉めない。他の孫は「可愛い! こんなに可愛いからモテるだろう」とか写真もパシャパシャ撮ってる。年賀状はうちの子を抜かした他の孫のみ写ってる写真つき。どう思う? ひどくない?』
投稿者さんの孫と他のきょうだいの孫の可愛さを実母は比較するそう。投稿者さんは比べていないにも関わらず、実母は勝手に「負けてる、悔しいだろ?」と言わんばかりのことを言ってくるそうです。実母は直接投稿者さんのお子さんをおとしめたりはしないそうですが、きょうだいの子どもの可愛さばかり褒める実母に対して投稿者さんは不快感を抱いているようです。
実母は他のきょうだいと投稿者さんをそもそも差別する
投稿者さんは実母との関係について次のようにも語っていました。
『昔から毒親でした。私がきょうだいの中で一番に子どもを産んだので初孫だと大喜びで可愛がってくれました。けど他のきょうだいの子どもが生まれたらまた変わりました。他の孫がいなかったときは楽しかったな。意地悪なことも言われなかったな。思い出すと涙が出てきます。人生であの期間だけは私に優しくて味方でいてくれました』
以前から投稿者さんを差別してきたという実母。投稿者さんのきょうだいに子どもが生まれて他の孫ができた途端に、投稿者さんは実母から「家に来るな」と言われたそうです。また実母は他のきょうだい家族とだけで旅行に行くなど投稿者さんを除け者にしているとのこと。そこで投稿者さんは実家から3年間ほど距離を置いていましたが最近になってまた交流を始めたところ、投稿者さんのお子さんを実母が陰でけなし始めたと綴っていました。
差別をする実母とは距離を置いたほうがいいのでは?
『お母さんがケンカ仕掛けてきてるよね』
『明らかに嫌がらせをされている気がする』
「きょうだい差別をする親からは離れたほうが穏やかに暮らせる」、「かなりひどい嫌がらせをされてるよ」といったアドバイスが寄せられていました。投稿者さんの子どものことを褒めないだけでなく投稿者さん家族を旅行に誘わないなど、実母のしていることは嫌がらせのようと見ているママもいます。実母がしていることは普通なのか、ひどいことなのかとママたちに意見を仰いでいた投稿者さんですが、「そんなことをする実母とは離れたほうがいい」という声が目立っていました。また今後出てきそうな介護の問題について触れているコメントもあります。
『誰かを馬鹿にしたり貶めたりしないと自分が保てない可哀想な人なんだよ。そういう人と関わって生きていてもいいことない。これから介護とかで頼られるようになると思うけど無視していいと思う。可愛がってもらった人が恩を返せばいいんだから』
現在実母は投稿者さんに悪態をつくことがあるようですが、将来的に介護が必要になった際には投稿者さんを頼ってくる可能性もあるでしょう。そのときになって「あのときはひどいことを言ってごめんね」と実母から謝られて投稿者さんは許せるかどうか、介護ができるかどうか。ママたちからは仮に投稿者さんを頼ってきても介護の負担を担う必要はないという声がありました。
ひどい祖母から孫を守る必要があるかも
『ひどすぎる。お子さんもわかる歳なら付き合いを考えたほうがいいよ』
『お子さんも気づいてるんじゃないかな? いくらお子さんの前では褒めても他の孫と自分との接し方の違いを感じ取り違和感を覚えてると思う。旦那さんのほうのお義母さんは? 可愛がってくれるならそちらだけおばあちゃんと思って、実家には近付かないほうがいいと思う。もちろん母の日や敬老の日、誕生日もしなくていい。介護もシカト。あからさまな仲間外れをしてるのは実母のほうだから、そっちがその気ならって感じでいい』
ママたちは投稿者さんのお子さんのことも心配していました。お子さんは成長するにつれ、他のいとこが自分とは違う可愛がられ方をおばあちゃんからされていることに気付く可能性があるとの指摘が出ています。また自分の母親がおばあちゃんから可愛がられていないとお子さんが勘付いてしまうことも考えられそうです。
自分自身が実母と距離を置くことはもちろんのこと、お子さんを実母から離して守ってあげることもまた投稿者さんがやるべきことかもしれません。“優しいおばあちゃん”は旦那さんの母にしてもらえばいいという意見もあります。
愛されたかったのかも。だけどもう自分の幸せを掴みたい
ママたちのアドバイスを聞き、投稿者さんは次のように自身の考えを綴っていました。
『いろいろ考えると私は愛されたかったのかもしれません。けど諦めます。実父も毒親でひどいきょうだい差別をされましたが、介護のことがあるからか最近はやけに優しく。疎遠になっていましたが家に来るように誘ってきたのも父親です。こちらのほうが怖いですね。介護は他のきょうだいに任せます』
投稿者さんは「本当は母親に愛されたかった」という自分が本当に求めていたことに気付いたようです。そのうえで実母から愛されるのは諦めるとのこと。親に執着することなく、自分自身の人生を生きていくことを報告していました。そのような投稿者さんに対して、あるママから次のコメントが送られています。
『親の愛を諦められなくて最後まで苦しめられる人もいるけど、諦める決心をしたあなたはすごいよ。自分の配偶者、子どもをめいっぱい愛していけばいいと思う。 毒親の優しさって条件付きの愛情なんだよね。自分にメリットがあるときしか優しくしてこない。子どもが生まれて最初優しかったのは「孫を可愛がる祖父母」をしたかったからなんじゃないかな。他の孫ができたらあなたは用無し。そしてそろそろ長女に介護でも「させてやるか」って思ってると思う。頑張って逃げてね』
毒親育ちの人は、大人になっても親との関係がうまく構築できずに悩むことがあるようです。親からの嫌がらせや差別の対象は自分だけでなく子どもにまで影響することもあるようなので、子どものことも考えて親と距離を置く決断をすることが大切そうですね。毒親から離れることができた人は、その後自分の家族を愛することに目を向けるのはどうでしょうか。自分が親にされたかったことや与えてもらえなかった愛情をお子さんに注ぐことで、自身が受けた傷も癒すことができるかもしれません。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・マメ美
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