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「ガッツリ系恥ずかしい」女子高校生のお弁当に悩む。手抜きに見えずおいしそうに彩るには?

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子どもが高校生になると、ママたちのお弁当作りが本格的にスタートする人も多いのではないでしょうか。ママスタコミュニティのあるママも娘さんのお弁当作りをしていますが、悩みがあるようです。

『高1の娘ですが、最初は学校生活に慣れず少食だったので、小さなお弁当箱を使っていました。でも、最近は部活も始めてお腹も空くようになり、2段のお弁当箱で持って行くようになり、毎日のおかずに悩んでいます。卵焼き、ソーセージは毎日入れています。女の子なので、あまりガッツリは恥ずかしいみたいだし、見た目も茶色ばかりじゃ可哀想なので彩りを考えて緑や赤の品を入れています。お弁当箱が大きくなったので、入れる物も増えて何を入れたらよいのか。忙しい朝でも、簡単に作れるおすすめがあったら教えてほしいです』

お弁当箱が大きかったり量が多かったりすると、クラスの子の視線が気になってしまうお子さんもいるかもしれませんね。たくさん食べることは本来全く恥ずかしいことではないのですが、そこは思春期。見た目がガッツリしていたり、全体の色合いが茶色になっていたりするお弁当は避けたいところでしょう。他のママたちからもアドバイスが寄せられています。

「ガッツリ系は嫌」女子の悩みをどう解決する?

『大きなお弁当箱を見られるのが恥ずかしいなら、お弁当箱にはおかずだけにして、ラップやアルミで包んだおにぎりを数個持っていくのは? 1個ずつランチバッグから出して、周りからは何個食べたかわからないようにするとか』

『肉でも魚でも小さめに切れば、あまりガッツリには見えないと思う。牛丼の具もご飯に乗せずに大きいカップに少なめに入れるとか』

娘さんが気にするお弁当の見た目。ガッツリ系に見せないようにするには、おかずのサイズを小さくしたり、お弁当箱のサイズダウンをしたりするのも手ですね。でも、それでは量が減ってしまうので、おにぎりやパンなどは別に用意しておきましょう。個別に包んで1個ずつ食べられるようにしておけば、実際の量は周囲にはわからないかもしれませんね。

お弁当作りを簡単にする方法

毎日のお弁当作りはママにとっても大変な作業ですよね。少しでも楽にするための方法を教えてもらいましょう。

前日の夕ご飯の残りを入れる

『前日のおかずを少しだけ余分に作って、お弁当に入れたりもできそう』

『今日はガーリックチキンフライと、卵焼き、ほうれん草お浸し、夕食のあまりのアジの竜田揚げ。なるべく夜用意しておくと楽』

夕ご飯のおかずを少し取り分けておいて、お弁当のおかずにするのもよさそうですね。傷みにくいおかずを考える必要はありますが、朝におかずを作る手間が少し軽減されるでしょう。朝よりも慌ただしくない夜に準備をしておくママも少なくないようです。

副菜をまとめて作って冷凍

『私は週末に副菜を大量に作って、カップに詰めて冷凍しているよ。玉子焼き、ゴボウのきんぴら、レンコンのネギ豚炒め、ブロッコリーとえのきのガーリック炒め、ほうれん草のお浸し、アスパラベーコンなど。メインは前日の残りを使うから、朝は冷凍した副菜を何個かとミニトマトを詰めるだけ』

時間があるときにおかずを作り、カップに入れて冷凍しておくと、朝はレンジで加熱するだけでOKになりますね。彩りがよいおかずを作っておけば、お弁当のおかずの色合いが茶色になってしまうのを防ぐことができるでしょう。

丼弁当にする

『丼弁当を手抜きでやっていた。肉と何かの料理を作り、丼タイプの弁当容器に入れて持たせていた』

『うちは今日オムライス弁当にした。他はブロッコリーとトマトだけ』

『面倒くさいときは冷凍チキンライスに卵を乗せてオムライスにしたり、冷凍ピラフに目玉焼きとウインナー添えたりもしている』

オムライスや牛丼、ビビンバなど、丼のようになるお弁当ならば、他のおかずが少なくても問題ないでしょう。またチャーハンに卵焼きを乗せるだけでも、ボリュームアップができますね。作る時間がないならば、冷凍食品を活用するのも手です。

スープジャーの活用法

『カレーやハヤシライスの次の日は、スープジャーにカレーを入れて、ごはんも保温の容器に入れて持って行く。熱々ではないけれど、温かく食べられるみたい』

『うちは2段でスープジャー付きのお弁当箱を使っているよ。汁物があると満腹感が違うみたい。夏はスープではなく冷やしたデザートを入れたりしている』

保温性のあるスープジャーを活用しているママもたくさんいます。カレーやハヤシライスをスープジャーに入れて持っていくと、温かい状態で食べることができるそうです。また保温性を活かすならば、朝にお米と具材を入れておけば昼にはリゾットが完成。スープジャーという名前なので汁物を入れるイメージですが、使い道がたくさんありそうです。さらにうどんや蕎麦、冷やし中華やラーメンの麺とは別に、つゆをスープジャーに入れて持たせることもできますね。

お弁当作りは手抜きを考えていこう

子どものお弁当作りは、ほぼ毎日続きます。あまり気合を入れてしまうと作る側も疲れてしまうので、手抜きを考えていきましょう。他のママたちからのアドバイスにもあるように、夕食のおかずの取り分けをしたり、冷凍食品を活用したりするのもよいですよね。また丼にすればおかずの種類も少なくてすみます(筆者は、オムライスだけというお弁当もありました)。さらにお弁当箱自体を工夫することで、温かいおかずや冷たいデザートを持っていくこともできるでしょう。

彩りの問題に関しては、おかずカップやピックをカラフルにすると見栄えが変わりますよ。おかずだけではなく、お弁当グッズに着目するとママの負担も軽くなるかもしれませんね。

文・こもも 編集・Eimy   イラスト・べるこ

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