前回からの続き。自分の意見を押し通して長靴で出かけた娘・ユキ。長靴がサイズアウトしかかっているため、ユキの足が痛くなってしまうのではないかと心配です。一方夫は、いざとなれば持ってきた運動靴に履き替えさせることもできるからとのんびり構えていました。フォローできる態勢が整っていれば、「失敗は経験値」なのだとか。こんな調子で再来年、納得のいくラン活ができるのか……それが私の最近の悩みです。

わが子の自主性を尊重して自分のことは自分で決めさせてあげることも、未来を心配してついつい口を出してしまうことも、どちらも親の愛情だと思います。しかし、いつか子どもは親元を離れ、すべて自分で考えて選び、決定していかなければならない日がやってきます。失敗の許されないような重大な選択を迫られることもあるでしょう。そのとき、子ども時代にたくさんの失敗を経験したという財産が活きてくるのではないでしょうか。
「ラン活」は自分で考えて、選んでいける大人になるための第一歩なのかもしれませんね。

脚本・編集部　作画・カヲルーン　編集・横内みか

カヲルーンの記事一覧ページ

関連記事

※＜ラン活！に焦る＞人気ランドセルは5月に売り切れ！？ヤバ、出遅れた！早くしないと！【前編まんが】
※＜ラン活！オヤの忍耐力が試される？＞どうしよう……2年後のラン活が今から不安です！【前編まんが】
※＜義母の無茶ブリ！＞「汚すし壊すから」義母が息子にくれるのは「中古ランドセル」！？【前編まんが】