誰でもパリッと綺麗な焼き色がつく!ローストチキンの作り方
クリスマスと言えば、やっぱり丸ごと一羽のローストチキン!
スーパーで丸鶏を買ってきて、中にごはんを詰めてオーブンで焼くだけなので、実はすごく簡単なんですよ!
でも、皮をパリッと綺麗な焼き色に仕上げたり、中のごはんまで味を染みわたらせるにはコツがあるんです。
下ごしらえや、溶かしバターを分けて塗ることによって、綺麗にしあがり、肉汁がごはんまで染みわたりと~っても美味しくできますよ!ぜひ参考にしてみてください。
材料 4~6人分
丸鶏(中抜き):1羽(2~2.5kg) にんにく:1個 岩塩:小2 粗挽き胡椒:適量 溶かしバター:30g クローブ:5~6本 ローリエ:5~6枚 米:1合 雑穀:大1 玉ねぎ:1/6個 バター:5g 生姜:10g コンソメ:小1/4 水:1カップ弱
一緒に焼く周りの野菜
じゃがいも:2個 にんじん:1本 玉ねぎ:1個 オレンジ:1個 レモン:1個 プチトマト:適量
作り方
1.お腹の中を丁寧に拭き、鶏に塩、胡椒をすり込み、冷蔵庫で30分~1時間置く。胸肉の皮を丁寧にはがし、胸肉と皮の隙間にローリエを挟み、皮をしっかり戻す。手羽元に楊枝を指して穴をあけ、クローブを差し込む。
2.鍋にバターを中火で熱し、みじん切りにした玉ねぎ1/6個を炒める。玉ねぎの色が透明になったら米、雑穀、生姜を加え、全体にバターを馴染ませながら炒める。コンソメ、水を加え蓋をして中火にかける。煮立ったら弱火にして10分~13分炊いて10分蒸らし、冷ます。
3.丸鶏のお腹の中に、冷ましたピラフをギュウギュウに詰め、楊枝で口を閉じる。(鶏肉の大きさ、おなかの空洞の大きさによって、ピラフは余る場合もあります)
4.手羽先を背中側に折りこみ、開かないように楊枝でとめる。(関節を折らないように注意)
5.胸肉を上にして、ももの部分をクロスさせてタコ糸で縛る。鶏の表面に半分に切ったにんにくの断面をこすりつける。
6.耐熱容器に鶏を乗せ、周りに乱切りにしたじゃがいも、にんじん、皮つきのたまねぎを敷き詰めて200℃に予熱したオーブンで焼く。※耐熱容器がなければ、天板の上にアルミホイルをお皿のように敷き、肉汁を逃がさないようにしてください。肉汁を使って下記のハニージンジャーレモンソースが作れます。
7.20分おきに溶かしバターを刷毛で塗りながら、所定の時間焼く。(下記を参考に)オレンジとレモンは、くし切りにして途中60分たったら入れる。プチトマトは出来上がってから仕上げに飾る。
焼き時間
☆1ポンド(450g)に付き20分焼きます。
450g・・・20分
900g・・・40分
1350g・・・60g
1800g・・・80分
2250g・・・100分
2700g・・・120分
※このレシピでは2kgの鶏なので80分焼きます。
ポイント
・岩塩をすりこむことで発色がよくなります。
・溶かしバターを皮にかけながら焼くことで、皮がまんべんなくきつね色にパリッと焼けます。
・鶏の中に詰めるピラフは固めに炊いて、溶かしバターと肉汁で、最終的にしっとり仕上がります。
・手羽先を背中側に折りこみ、モモをクロスしてタコ糸でしばっておくと、焼き上がりの形が美しく仕上がります。
・食べるときは、足にナイフを入れて関節の間隔をつかみそこにナイフを入れてはずすようにとります。
ハニーレモンジンジャーソース
レモン:2個 はちみつ:大2 生姜しぼり汁:大2 塩、胡椒:適量 肉汁:100cc
作り方
1.フライパンにすべての材料をいれ、とろみがつくまで煮詰めて出来上がり。
レシピ監修:堀川 望美
食育インストラクター、ハーバルスペシャリスト。
2年間のアメリカ生活ののち帰国後、企業タイアップのレシピ開発、連載など子育てと料理に関する分野で活躍。
自宅で開催する料理教室、お弁当教室も大人気。ブログはコチラ
文・編集部