<ワタシは家事ロボット?>「お母さん、頑張りすぎ!」娘の言葉で気持ちがラクに!【第4話まんが】
前回からの続き。結婚して20年以上経ちますが、夫はまったく家事をしません。社会人になった息子も同様です。2人とも晩ご飯を用意しても帰ってこないし、急な予定変更があっても連絡してくれません。2人に振り回される生活に疲れ果てています。家事に協力してほしいと頼んでも長く続きませんでした。ガマンの限界に達した私は、高校の寮で生活している娘に相談。すると少し気持ちが軽くなりました。
娘が思いのほかしっかり話を聞いてくれて気持ちが落ち着いてきました。同時に娘に家族のグチを言ってしまった罪悪感もわいてきます。そんななか、突然娘が「たとえばさ、私に彼氏がいてその彼にDV受けていたとするじゃない?」と話し始めます。
私は娘に言われて想像してみました。娘に彼氏がいるとします。その彼に娘がDVを受けていたとしたら……。私は娘がひどい目にあっていたことを知らず、後々になって「お母さんには心配させると思って言えなかった」と書かれた日記や証拠を見つけたとしたら。その状況にすぐ気づけなかった自分や相手に対して怒りで気が狂いそうになるでしょう。
“家族のため”と私が我慢しても、私の負担がどんどん増えるだけなら違う方法を考えたほうがいい。今からでもまだ遅くはない。娘の言う通りだと思いました。
娘は3年におよぶ寮生活で、想像以上にたくましく成長しているように感じました。夫と息子にも娘のこの姿を見せてやりたいくらいです。とはいえ、2人が家事を手伝ってくれなくなったのは私にも責任があります。ちゃんと気持ちを伝えなくては……。
「もうがんばんなくていいからね! お母さんはなんにもやらなきゃいいんだよ。家には大人しか暮らしてないんだから、みんな自分のことは自分でやればいい。これ、当たり前だけどね。お母さんがやっちゃうから、お父さんもお兄ちゃんも調子に乗るんだよ。いい大人が自分の身の回りのこともできないなんておかしいでしょ(笑)」娘と話してなんだか吹っ切れました。夫や息子が変わらないなら、自分の考え方を変えようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか