<元夫の今カノに息子を奪われる!?>ありえないっ!「お友だち」は元夫のカノジョ!【第2話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私(ハルカ)は元夫(リョウタ)と離婚して、息子のナオキと2人で暮らしています。元夫は家庭よりも自分を優先する人でした。何度もぶつかりましたが彼が変わることはなく、離婚に至ったのが2年前のこと。いまでは月1回の面会を設け、元夫とナオキは会っています。その日だけは「いい父親」をしてくれていると思っていたのですが……?
月1回の父子面会日、帰宅したナオキが「パパのお友だちも一緒だった」と言い出しました。元夫はかなり自分勝手な性格だったので、私はイヤな予感しかありません。
その“パパのお友だち”についてナオキにくわしく話を聞くと、「若かった!」「キレイなお姉さんだった!」と……。私の予感はおそらく当たっているでしょう。
息子のナオキと元夫が会う月1回の父子面会日に、彼女を連れていくなんて信じられません。無神経すぎます!
元夫に彼女ができようとそれはどうでもいいのです。親子の時間を楽しむ大切な面会日に、どこのだれかも知らない女性が入り込むことが許せませんでした。しかも私にはひとことも相談なく、同席させるあたり、あり得ません!
「俺の時間をどう使おうと、お前にどうこう言われる筋合いはない」のひとことにカチンときて、私は爆発してしまいます。
元夫は自分を正当化してきます。しかし、“ナオキが楽しんでいるなら、彼女も面会日に連れていっていい”わけがありません。そういった簡単な理由で片づけてほしくない問題です。面倒くさそうに答える元夫に、私は話を続けます。
私が何度訴えかけても、元夫は聞き入れてはくれません。でも、ここで引き下がったらつぎの面会日にも彼女を連れてくるでしょう。同じことを繰り返さないように「また面会日に彼女を連れてくるのなら、二度と面会させない」と釘をさしたのです。
なにを言っても理解を示さない元夫に「ナオキの親権者は私よ!」と言い放ち、電話を切りました。
「ふぅ、疲れた~……」力が抜けた私はゆっくりとソファに座り込みます。元夫とは昔も今も価値観が合わず、こうして電話で話すだけでもすぐにケンカになってしまいます。元夫に彼女ができたことに関してはなんとも思っていませんが、私に無断で息子との面会に連れてくる神経が信じられません。だいたい、彼女の方も彼女の方です。仮にも付き合っている男性の「月に一度の子どもとの面会日」にのこのこついていくでしょうか? 今回、しっかりと釘をさしたので、さすがにつぎは大丈夫だと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子