<子どものお祝いに内祝い?>親戚から子どもに贈られた入学祝い。内祝いとして何か返すべき?
小学校、中学校、高校、大学とこの春お子さんが新たな学校生活を迎えた家庭もあるでしょう。親戚や親しい友人などから入学祝いをもらう場合もありそうです。ところでその入学祝い、内祝いのような形で相手にお返しをしていますか?
ママスタコミュニティに入学祝いのお返しの要不要を問う、トピックがありました。投稿者さんはこれまで結婚や出産などの内祝いはしていたそうですが、入学祝いの場合は果たして?
マナーはそれぞれ。わが家の常識は他家の非常識?
『友達や子どものいない人から入学祝いをもらったときは、ちょっとしたお返しはします(滅多にないことだけど)。ただ子どものいる身内同士なら「お互いさま」ということで、これまでは何もしていなかったのですが……。みなさん、どうしていますか?』
身内というのは、自分(夫)のきょうだい当たりまででしょうか。それぞれの子どもがイトコ同士に当たる程度の関係性だと思われます。親族によってはイトコの子どもなど、広い範囲までつきあいのある場合もありますね。
『返しますよ。入園内祝い、入学内祝い、進学内祝い、就職内祝い。子どもの名前を入れて返します』
届いたコメントのなかには、一つひとつに丁寧な内祝いを贈っている方もいました。「当たり前に必要」という声もあります。
『もらったお祝いで「これを買ったよ」などのご報告と、お礼の電話のみでOK』
きっぱり「お返しはなし」というコメントもありました。「子どものお祝いにお返しは不要だと思ってしてこなかった。不安になってきたわ」という方も……。
とはいえマナーにまつわることの多くは、地域や家庭によって違うもの。「わが家の常識は、他家の非常識」というわけです。
つきあい方は親族ごとにまったく違う。まずは実家に確認を
『地域やその親族ごとで違うのでは? うちは入学卒業に関しては、お返しをしたことはない。その他はちゃんとしているけどね』
みなさんのコメントを読むうちにはっきりしてきたのは、入学祝いに関してはどうやら地域以上に、親族での違いが大きいということです。「自分の母親に聞いてみたら?」というアドバイスもあったのですが、投稿者さんの場合は親同士で意見が分かれているとのこと。
『親族内でも意見は違う。親に聞いても「自分たちのときはそうだったけど、おまえたちの世代は時代も違うし、相談して決めなさい」と』
時代の流れもたしかにありますね。要は今現在、同年代の子どもを持つ親戚同士はどうかということなのでしょう。
『うちは地域的にはお返しありなんだけど、家族・親戚間でなしにしている』
『うちはやめた。子どもの人数がひとり対4人だから』
一方はひとりっ子なのに一方が子だくさんだったりすると、すっきりしない思いが生まれてきそうです。「親族が集まったときに相談して、お祝いもお年玉もやめようという話になった」というコメントもありました。しかし「親しくもないイトコと相談なんてできない」という声も。親族が一同に集まるようなタイミングでもないと、協定を結ぶのは難しいかもしれません。
「お互いさま」の雰囲気があるのなら、静観でもよいのでは
『入学祝いは子どもにあげるものだから、本来はお返しはいらないもの。でも、今はお返しする習慣ができてしまっているよね』
結婚祝いや出産祝いに対する内祝いは”幸せのおすそ分け”の意味合いがあるようです。入学祝いもそれに準ずるように思えますが、お年玉などと同じように、もらうのは親ではなく子ども。子どもは自分で働いてお金を稼いでいないのですから、基本的にお返しすることができません。
建前としては不要でも、今後の親戚づきあいを考えると「何かお返しを」と思ってしまう方もいるようです。
『「子どものお祝いには、お返しは不要」と書いてあるのをよく見かけるけど、うちはお返しをする。お返しをもらわなかった家には、返したら嫌味かなと思って返さない』
『お互いにしていないなら、それでいいのでは? 相手からはもらっているのに、自分のときだけ返さない人には「失礼だな」と思うけど』
悩ましいところです。親族間で何かしらの相談ができていない場合は、返したり返さなかったりして、それぞれの”常識”を探っていくしかないのでしょうね。
「相手のときに返してくれたのなら、こちらも合わせて返せばいいのでは?」という声もあったのですが、どうやら投稿者さんのお子さんが年齢的に先に受け取ってしまったよう。内祝いを贈るか、もしくは何も贈らず先方のお子さんの入学祝いのときに”返す”か。迷いますね。
ただ投稿者さんは最初に「これまではお互いさまで、何もしていない」と書いています。暗黙の了解でやってきたのであれば、ここから新たに贈る・贈られる場面を増やすことは相手も望んでいないのでは? よほどの高額でない限り、ありがたくお祝いを受け取っておいてはどうでしょう。
『お礼の手紙だけでいいのでは? 親のお礼に子どもにもひと言書かせて、子どもの制服姿の写真を添えるとか。あとはお礼の電話とか』
一番大切なのは、感謝の気持ち伝えること。もちろん相手のお子さんの入学時には、同額を意識したお祝いを贈ることを忘れずにいましょう!
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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