<孫フィーバー>夫が育休2か月、さらに実母も!?初めての出産で心配とはいえ人手が多すぎる気が……
初めての出産は不安なことがたくさん。里帰り出産など、産後すぐは実家に身を寄せフォローしてもらうママも少なからずいます。しかし最近は、男性が育児休業を取ることも珍しくなくなりつつありますね。パパの協力が期待できるのであれば、実家に助けを求めなくても大変な時期を乗り切れそうです。
ママスタコミュニティにあったのは、妊娠8ヶ月のプレママからの相談です。里帰りはせず、産後はダンナさんが2ヶ月の育休を取るといいます。そこへお手伝いの名乗りを上げたのが、実母さん。赤ちゃんひとりをママ、パパ、おばあちゃんと3人の大人が世話をすることになるわけです。
初孫の誕生に張り切る実母。来てもらうのが正解?
『実母が仕事を休み、2週間ほど泊まり込みで手伝いに来ると言っています。ただ実母は今から初孫フィーバーにわいていて、勝手にベビー用品を買うなど、産後も私の希望を聞いてくれない可能性が高そう。できれば泊まり込みは遠慮したいのですが、私とダンナだけでは人手不足でしょうか?』
初孫の誕生がうれしくてたまらない実母さん。投稿者のダンナさんには「育児の仕方を教えてあげる!」と今から張り切っているそうです。「実母の助けもあったほうがよければ、来てもらうタイミングはいつ頃がいいのでしょう?」とも尋ねました。生まれたばかりの赤ちゃんのお世話がどれほど大変か、今回が初産という投稿者さんは具体的に想像できないようです。
投稿者さんの参考になりそうなコメントが、いくつか寄せられました。
『人手はあったほうがいいとは思う。私は実家に1ヶ月間里帰りして、戻ってからダンナが2ヶ月間の育休を取った。やっぱり母親のほうが気が利いていて、ダンナだとイライラすることも多かった。でも実家で母親と衝突することはあったから、難しいね』
育児のフォロー役を、実母さんからダンナさんにバトンタッチさせた方です。実母は育児の大先輩ですし、出産したばかりのママに何が必要かをよく知っていそうです。そんな生活を1ヶ月送った後だと、1ヶ月遅れて育児をスタートさせたダンナさんが頼りなく思えてしまうかもしれません。
『私の場合、母親のほうが家事育児では頼りになった。「ダンナが育休を取ったけど、ゲームばかりで役に立たない」というグチも聞く。ダンナさんがどのくらい協力的かじゃない?』
いわゆる”名ばかり育休”で、まったく役に立たないダンナさんもいるようです。育児にも家事にも手慣れている実母であれば、どちらが役に立つかは明白ですね。
やる気満々の実母と、遠慮がちなダンナ。どんな育児になりそう?
投稿者の実母さん、ダンナさんがそれぞれどんなタイプかでも、話は違ってくるでしょう。実母さんが新米ママの希望を優先させてそっとフォローしてくれる人なら、ストレスは少ないように思えます。しかし「勝手にベビー用品を買う」「育児を教えると張り切っている」というあたりからは、その真逆をイメージしてしまいます。
『うちは無理矢理押しかけてきて、すごくストレスだった。ご飯作りはありがたかったけど、勝手にキッチンの物の配置を変えたり』
「母親に押しかけられて大変だった」という実体験を教えてくれた人もいます。頼りになるのはたしかでも、こちらの要望以上のあれこれをする可能性はありますね。
ダンナさんがどんなタイプかは、投稿者さんが教えてくれました。
『気弱な性格なので、育児は私や実母に従うつもりみたいです。「2週間も泊まられて、イヤじゃない?」と尋ねたら。「まぁ、でも仕方ないと思っている」だそうです』
ちょっと頼りない印象ではありますが、やる気がないわけではないようです。
『気弱なダンナさんがいるところに、「私が教えてあげるわ!」みたいな母親を2週間も泊めるの? 気を遣うよ。かわいそうに』
「投稿者さんが、ダンナさんにも実母さんにも気を遣うことになる」という声も、ちらほらありました。
ダンナさんが父親になるチャンスを奪わないで
集まったコメントのなかで、「実母さんにも来てもらったほうがいい」という声は皆無でした。
『私は断ったよ。「今は夫婦で子育てする時代。夫にも参加してもらって父親としての意識を持ってもらいたい」と言って。赤ちゃんひとりなら、自分が体調を崩さない限り何とでもなる』
『ここぞとばかりに遊びまくるようなダンナは困るけど、それならなおさら積極的に参加させる。孫フィーバーの実母に仕切られて、ダンナが父親になる機会を奪っちゃダメ』
育児経験者である実母は頼りになっても、この先赤ちゃんを育てていくのは投稿者さんとダンナさん。実母さんではありません。実母さんが率先して赤ちゃんの世話をすることで、ダンナさんの父親としての自覚が芽生えにくくなるようでは、一体なんのための育休でしょう? 「実母さんは子育ての経験値は高いだろうけど、今と昔の育児は違う」という声もありました。
『ダンナさんが2ヶ月も育休を取るなら、もう大人は必要ないでしょうね。せっかく夫婦で新生児育児をできるんだから、ふたりで楽しんでほしいな』
ママもパパも育児の初心者。同じスタートラインに立つことで、同志としての絆も芽生えそうです。
『ひとりめの赤ちゃんなら、なんとかなるよ。赤ちゃんが寝ている間に洗濯物回して、自分も仮眠して。起きたらそれを干して……という感じで、合間合間にできることが多かった。食事作りは大変だったけど、ダンナがいたからなんとかなった』
赤ちゃんの睡眠時間に合わせてふたりで工夫すれば、なんとか生活を回せそうです。
さて、張り切っている実母さんには、なんと言ってお断りをしましょうか?
『もし実母に来てもらうなら泊まり込みではなく、数時間で家事をしてもらうのみ。またはダンナさんの育休後に来てもらう程度がいいと思う』
ダンナさんの仕事復帰後に、週に数回の家事をお願いするくらいがよさそうです。いざというときの心の支えとして「困ったときは助けてね」とお願いしておくことも、忘れずに。
赤ちゃんはあっという間に成長していきます。先ほどのコメントにもあったように、夫婦ふたりで協力しながら貴重な新生児の頃を楽しんでくださいね。
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・水戸さゆこ
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