<値上げ地獄!>買わなくなったものや節約術、意外なメリットも?みんなの生活の変化を教えて!
原材料価格の高騰などによる昨今の値上げ地獄。そんな急激な物価高で、近ごろ買い物が憂鬱というママは多いのではないでしょうか? そんな状況のなか、ママスタコミュニティに登場したトピックがこちらです。
『何もかもが高いね……買わなくなったもの、ある?』
物価高騰が家計を苦しめているのであれば、ママたちの買い物事情が変化するのは当然ではないでしょうか。物価高のあおりを受けて削ったものや、編み出した節約術、はたまた思わぬメリットも……ママたちの暮らしの変化を覗いていきます。
やりくりが追いつかない!泣く泣く削っているもの
「食に関すること」編
『ジュースやインスタントラーメン。なくてもあまり困らないから』
『魚が高くて買えない。食材へのこだわりも諦めた……』
『牛肉を買う頻度が減った。かわりに鶏肉や豚肉をよく使う』
『例えば親子丼の絹さやとか、彩りのためのもの』
『外食。子どもの誕生日くらいしか行かなくなった』
今回コメントの大部分を占めたのが食に関するものでした。生活と絶対に切り離せない、しかも日に3度という自分や家族の食事。毎日それなりの額がかかる食費において、支出を抑えたいママは多いようですね。なくてもさほど不便しないもの、大きく値上げされたもの、割高感を感じるものは、ママたちの買い物リストから消えてしまっているようです。
「日用品」編
『柔軟剤。洗濯は、洗剤を投入して洗うだけになった』
『うちはトイレから芳香剤が消えた』
『入浴剤や消臭剤など、癒やし系の日用品の買い物をやめた』
日用品に対してもママたちの厳しいチェックの目が光ります。多少タオルがごわつこうが、いくらかトイレの匂いが気になろうが、家計がひっ迫しがちなこのご時世、背に腹は代えられないという思いが伝わってきますね。
美容やファッション、「自分のもの」編
『お高めの基礎化粧品をやめた。お手頃のトライアルセットをちまちま使ってる』
『美容院に行かず、自分で髪を切り始めた』
『自分の服や靴の買い物を控えた。子どもに買ったスニーカーのお古を自分が履いてる!』
日々必ず確保しなければならない食費などと比べれば、優先度が落ちるであろう美容まわりのことで、出費を控えるママの姿が浮き彫りに。つまり家計のため、差しあたってわが身は後回しという口ぶりに、ママたちの家族への愛と節約の努力が伝わってきます。生活のハリがなくなるようで寂しくもありますが、きっとその分ある程度のまとまった額を浮かすことができるはず。節約の効果は大きそうですよね!
ママたちが取り組み始めた節約術
『近くの高めのスーパーに行ってたのを、家から遠いが安いスーパーに変えた』
『最近は、進んでPB商品を買う。あとグラム当たりの値段を計算して、しっかり比較するようになったな』
『会計前にかごのなかをチェック。本当に必要か熟考』
『極力買い物に行かない。あるもので粘る!』
ママたちが取り組み始めた節約術も明らかに。極力安く買い物できるお店や商品を選ぶこと、節約の基準を独自に設定しそれを守り抜くこと、こうした工夫に「同じく!」と共感するママや、「なるほど!」と今後の参考にするママは多いでしょう。
メリットも?ママたちが節約により受けた思わぬ恩恵
仕方なしに始めた節約生活も、板についてくると意外なメリットに気づくママもいて……?
意図せずのダイエット効果
『自分用のお菓子を買わなくなり痩せた。ダイエットにはいいのかもしれない』
生活のなかでの楽しみとなるお菓子。しかし食べれば食べるだけ、体重は楽しくない方向へ。食べたいけど太る、と葛藤するママも多いでしょうから、否応なくお菓子のない生活となればダイエット効果が期待できそうですね!
自炊の腕前アップ!
『外食をしなくなったけど、動画サイトを見て結構簡単に美味しく作れることを知った』
『週末自分が仕事の日は、子どもには冷凍食品を食べさせていたけど、節約のため、子どもに料理を教え込んだ』
割高感のある外食や冷凍食品を回避しようと自炊を心がけたところ、自分や家族の料理の腕が上がったとのメリットも寄せられました。自炊であれば、外食などと比べると健康面での安心感も大きそうです。またわが子が料理を身につける機会となったのであれば、その点ではママは万々歳かもしれませんね。
暮らしが「整う」
『無駄な買い物がなくなり、私は暮らしが整っていいと思う』
なるほど、物価高が人々に本当に必要なものを吟味させるきっかけになったという考え方もアリかもしれません。必要最低限でシンプルに暮らせば、心も整いそうです。
でもやっぱり!ちょっと切ないママたちのぼやき
とは言えど! 「なんだかなぁ」といった具合でぼやくママも……。
『おしゃれ着をやめ、家で洗濯できる服しか買わなくなった。環境には優しいがおばさん化した気が……まぁおばさんなんだが(笑)』
『ボディクリームを買うのでさえ、家計が苦しいのに私なんかに使ってもなぁと。心身ともに潤いがなくなってくるわ』
『大好きな喫茶店のコーヒー、200円台だったのが今や400円台。人生の楽しみがどんどん奪われていく』
節約は自分が「ほしい!」と心ときめいても、欲求を抑えることになり、心の潤いが奪われてしまう場合がありますね。「結局おばさんだから」「私なんか」と自虐ユーモアを交え、現状を受け止めようとするママの姿に物価高が運んでくる暮らしの不自由感は否めないのかもしれません。おしゃれでもカフェでも、自分のために使うお金は、きっとママの暮らしの満足度を高めてくれるもの。経済の厳しい状況が続く今ですが、多少でもママ自身のためのお金が生まれ、ママたちの幸福感につながるといいなと思います。こんな値上げ地獄、早く終わりを迎えてほしいものですね!
文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・Ponko
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