【星野リゾート リゾナーレトマム】子どもと一緒に真冬の北海道を遊びつくす!
「冬の北海道を遊びつくしたい!」ということでやってきたのは、北海道勇払郡占冠村(ゆうふつぐん しむかっぷむら)にある「星野リゾート リゾナーレトマム」。約1,000ヘクタールの広大な大自然に囲まれた敷地内では、冬になるとスキーやスノーボードをはじめ、雪や氷に特化したアクティビティが思う存分楽しめます。夜になると、幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」が出現。見どころも満載です。滞在型スノーリゾート「星野リゾート リゾナーレトマム」に編集部ママ家族と一緒に行ってきたので、冬ならではの楽しみ方や施設内のスポットを紹介します!
見渡す限り一面の雪景色
「星野リゾート リゾナーレトマム」は新千歳空港から車で100分、札幌から特急100分、トマム駅から無料送迎バスで5分のところにあります。訪れたのは1月6日から8日の3日間。前日まで北海道が大雪のため飛行機が欠航になる便もあり心配していたのですが、3日間とも驚くほど快晴でした。
「星野リゾート トマム」の敷地内には、ランドマークである「トマム ザ・タワー」と、「リゾナーレトマム」があります。今回宿泊したのは、展望ジェットバス・プライベートサウナ付のオールスイートのホテル「リゾナーレトマム」。
客室は、ワンフロアにわずか4部屋のみ。どの部屋も広さが100㎡以上あり、リビングルームとベッドルームに分かれたスイートタイプとなっています。主寝室と副寝室の2つのベッドルーム、展望ジェットバスやプライベートサウナを完備しているという、まさにスペシャルな空間! 客室からはすぐ横にあるトマム山やタワー山の雪景色を見渡すことができます。部屋に入ってすぐ、子どももママも「絶景だね!」とテンションあがりまくりです。
こちらは「デザインスイートファイブ」と呼ばれる部屋で、大自然を見渡すことのできるソファやミニバー(有料)があるのが特徴。昼間は子どもたちの遊び場として、子どもたちが寝たあとはミニバーでお酒を飲みながら静かな時間を過ごすのもよさそう。
こちらはセミダブルベッドが2つある主寝室。どの部屋も窓からトマムの大自然を見渡せます。壁紙が森のデザインなのもおしゃれ。
シングルベッドが3つある副寝室。二階建てベッドもあり、子どもたちが喜びそう!
「展望ジェットバス」には、すぐ横にシャワー室とサウナ、洗面スペースなどがあるので、お風呂に入ったり、サウナで休憩したりと楽しめます。お風呂に入りながら、一面雪景色のトマムの大自然を満喫できるのは、本当に心癒されます。まるで森の中で、一人ゆっくりお風呂に使っているかのような気分に……。
雪の降る中、海鮮おでんに舌鼓!「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」
部屋で一息ついたら、さっそく外に向かいます! 冬ならではのアクティビティを楽しむためにやってきたのは、ホテルの玄関先で、かつゲレンデの中腹にあたる「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」(~2023年3月31日)。雪の中に設置されたこたつに入り、あつあつの海鮮おでんをいただきます!
「いくら昼間とはいえ、あたり一面銀世界でランチを食べるのは寒すぎるのでは!?」と思うかもしれませんが、しっかりと防寒対策をしていたため寒さを感じませんでした。
カニ、エビなどがたっぷり入った北海道の海の幸満載の海鮮おでん。どれもボリューム満点で食べ応えがありました。タコの足の太さにびっくりしましたが、とても柔らかく煮込んであったため、簡単に箸でほぐして食べることができました。
この海鮮おでんは、「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」のすぐ横にあるcafe&bar「つきの」でオーダー。できあがったものをこたつスペースに持ってきて食べるのもよし。カフェ内のテーブルスペースで食べるのもよいでしょう。「つきの」では、海鮮おでんのほかにボリューム満点のハンバーガーセットなどもありました。好みに合わせて大人は海鮮おでん、子どもたちはハンバーガーをオーダーしてみるのもいいですね。
北海道のワインとファームでとれたミルクを使った特別チーズを召し上がれ
正面玄関そばには、ワインの専門店「TOMAMU Wine House」があり、ここでは北海道産のワインを中心にスパークリングワインなども楽しめます。「星野リゾート リゾナーレトマム」敷地内には牛が30頭ほど飼育されていて、その牛たちからとれたミルクを使ってチーズを作っているのだとか。
こちらはリコッタとモッツアレラチーズの盛り合わせ。チーズにはオリーブオイルと塩を添えて、ワインとともに楽しみます。子どもが一緒の家族旅行だとどうしても子ども中心のアクティビティになってしまうことも……。だけどママたちが楽しめる大人の時間も必要ですよね。今回は30分くらいの時間でしたが、大人だけの楽しいひと時を過ごすことができました。
窓からはスキーをしている人たちを眺めることができます。子どもたちとパパは外でスキーを、ママは「TOMAMU Wine House」でワインを飲みながら窓の外でスキーを楽しむ子どもたちに手を振るのもいいですね。
雪の夜を遊びつくす! 幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」
日が落ちてきた夕方、普通ならここで部屋に戻ってゆっくり過ごすところでしょうが、「星野リゾート リゾナーレトマム」はまだまだこれからが本番! 館内循環バスを使って幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」(~2023年3月14日予定)に向かいます。
3.2ヘクタールある敷地には、氷でできた11棟のスノードームがあります。またライトアップされた雪の中を一気に滑るジップラインなどのアクティビティも体験できるのです! 真っ白な雪と青いライト、後ろのトマム山にはゲレンデのオレンジの光が輝き、とても幻想的な雰囲気に。子どもたちと一緒にママもジップラインに挑戦! 思い切って雪を蹴り、一気に下まで滑り降りてゴール! あっというまでしたが、夜風がとても心地よく、久しぶりに童心に返れました(笑)。
「アイスヴィレッジ」のなかには、北海道民が愛してやまないコンビニチェーン「セイコーマート」とコラボレーションしたドーム「氷のセイコーマート」も。セイコーマートの人気商品である、ヨーグルトとゼリーを使ったフローズンヨーグルトづくりも体験できました。子どもたちは「すごい! ヨーグルトとゼリーをかき混ぜるだけで、どんどん固まってきた!」と驚きつつも、とても楽しそう!
氷のスイーツショップでは、氷で作った特注グラス入りのパフェをいただくことに。しかし気温が低すぎて、パフェをを食べている間にアイスが氷のグラスにくっついて固まってしまい、食べられないというハプニングも!
その後、ママたちは「氷のBar」でほっと一息。氷でできたグラスを口につけ飲むお酒は、格別のおいしさ。
氷の雑貨屋さんでお土産を選んだり、子どもも参加できる氷のグラス作りを体験したり、「アイスヴィレッジ」だけでも1~2時間楽しめそうです。気温マイナス6度(最低気温は30度になる日も!)なのに、まったく寒さを感じないくらい楽しめました。「アイスヴィレッジ」には、氷の教会や、1日1組限定の氷で囲まれた温泉や、宿泊体験ができるホテルもオープンしました。毎年スタッフみんなで「どんなアクティビティがあったら訪れた人たちがよりわくわくしてくれるか」と遊び心いっぱいのプランをいろいろ考えているのだそう。スタッフのみなさんのユニークなアイデアが結集した結果、氷の露天風呂や氷のホテルをはじめ素敵なアクティビティがたくさん誕生したんですね!
白樺の森の中で北海道の海の幸、山の幸を満喫!
たくさん遊んだらおなかがすいてきたので、ホテル内にある森のレストラン「ニニヌプリ」へ。本まぐろやサーモン、鉄砲汁、ちゃんちゃん焼など北海道ならではの海鮮や郷土料理はもちろん、ローストビーフやステーキなどのメニューも約30種類もあり、どれも絶品!
レストランの受付で予約をすれば、子ども専用のスイーツづくり体験を楽しむこともできます(対象年齢:4歳~10歳)。子どもたちは白くて長いコック帽と白いユニフォームを着て、まるで本物のパティシエみたい! ホテルのシェフからパフェ作りを直接習えるなんて、いい思い出になりそうですね。
「星野リゾート リゾナーレトマム」での滞在はまだ1日目ですが、とても満足度の高い旅の始まりとなりました! 明日2日目は霧氷(むひょう)をテーマにした霧氷クリスマスや霧氷テラス、日本最大級のウエーブプールを備えたインドアビーチ「ミナミナビーチ」、積雪の中での乗馬体験などを行う予定です!
「ママスタ」のインスタグラムでは、「星野リゾート リゾナーレトマム」宿泊券のプレゼントキャンペーンを実施中。ぜひフォローして応募してみてくださいね。
取材、文・長瀬由利子 編集・荻野実紀子