<義実家の食事>子どもが食べられる料理を義母が出してくれない……。帰省が憂鬱で仕方ありません
帰省のシーズンが近づくと、どこか憂鬱な気分になる人はいませんか? とくに宿泊を伴う義実家への帰省は、準備も大変だし、気遣いも半端ありません。今回はそんな義実家への帰省で「食事」の時間が憂鬱だというママからのお悩みです。
『義実家に帰省したら、子どもたちの食べられない物ばかり出す義母が嫌です。例えば、子どもたちは生魚が食べられないのにお寿司のみとか。たった1泊2日のことですが全然楽しくない……』
生魚を食べられない子どもたちを連れての帰省なのに、食事に生魚ばかりを出すというお義母さん。たしかに新鮮なお魚が美味しい地域であれば、「お刺身」や「お寿司」といった料理は何よりのご馳走になります。しかし、わが子が食べられないものを出されても……と投稿者さんは困惑しているようですね。
そんな投稿者さんに、ママスタコミュニティのママたちから届いたのは少し辛口のコメントでした。
自分たちで子どもの分を持って行けば解決では?
『子どもたちが食べられるものを持っていけば解決じゃない?』
『子どもの分は親が用意すればいい』
ママたちからは一同に「子どもの分を持って行けば解決では?」とのこと。毎回「子どもが食べられないものが出される」と分かっているのであれば、その対策を相手に求めるだけではなく、自分たちが解決のために動くことが大切なのかもしれません。
『このことについて、旦那さんはなんて?』
義母相手だと、なかなか本音を言いにくいママの気持ちも分かります。こういうときは旦那さんの出番です! 「自分の子どもが食べられるものがない状況下で、いったい旦那さんは何をしているの?」という手厳しいコメントもありました。まさか何もお構いなしに横で飲み食いしてないよねぇ……? と、ママたちの鋭い目が光ります。
優しい義母。でもあまり言いたいことが言える雰囲気じゃなくて……
お義母さんの人柄、そして気になる旦那さんの対応について、投稿者さんから説明がありました。
『表面上は優しい義母です。義母自身が少食だからか、本当にお寿司しかないです。子どもたちがまだ小さい(幼児)ので、汚されるのが嫌なのか汁物もありません。食後のコーヒーもカップが空になると、さっさと片付けてきます。「もう飲んだ?」と何回か確認されるんです』
汁物や副菜など他に食べられるものがまったくなく、毎回「お寿司だけ」を出されてしまう投稿者さん。お寿司のなかに、子どもたちが食べられそうなお稲荷さんや納豆巻などがあればまた違うのかもしれませんが、どうやらそれもなさそうですね。片付けのスピードもとっても速いというお義母さん。お寿司だけを囲んで、どんどん片付けられてしまうと、何となく落ち着かない気持ちにもなってしまいそうです。
『義母はとっても綺麗好きな人で、洗い物も全部1人でやってくれます。台所に入りづらい感じです。義母が以前、鬱になったこともあり、旦那からもあまり言えません』
よくママスタコミュニティでは、義実家側から「あれやって」「これやって」と「労働力」としてあてにされることに不満を漏らすママたちの投稿を見かけます。しかし今回の投稿者さんの義実家では、家事のすべてはお義母さんが担ってくれるのだそう。そういった面では、とても有難いお義母さんですね。
その一方で、子どもたちの食べられるものがなかった場合でも、「有無を言わさず」な雰囲気があるのかもしれません。台所は「お義母さんのテリトリー」といった感じで、投稿者さんが気軽に入って料理ができるような雰囲気ではないようです。
以前、鬱病を患ったことがあるというお義母さんに対して、旦那さんも遠慮して強くは言えないのだそう。投稿者さんも、そんな旦那さんに強く言えないのではないでしょうか。
義母任せにしないで、不満があるなら自分たちで動けばいいだけ
投稿者さんのコメントを受けて、ママたちからはより具体的なアドバイスが届きました。
『鬱とか関係ないよ。「用意して」じゃなく「子どもたちの分はこっちで用意するよ」と伝えてもらえばいいのに』
『義母のことも食事のことも分かってるなら、最初から子どもの分は用意すればいい。台所に入れない感じなら、食べたいもの買っていって、容器なんかさっさと捨てればいいし。「美味しそうだったので買ってきましたー」くらいな感じで。1週間とかなら辛いけど、1泊だし』
『皿を出さずに済むように一人前ずつのお寿司(かっぱ巻とか納豆巻とか玉子とかの)を持っていくのはダメ? 旦那さんに「子どもたちは生魚が食べられないから持ってきたよ」って言ってもらえばいいかと……』
キレイ好きで、洗い物などもテキパキ片付けてしまうようなお義母さん。そんなお義母さんの生活ペースを大切にしつつも、自分たちができることを積極的に動くべきだというママたちからのコメントに大きく頷いてしまいます。「毎回子どもたちの食べられるものがないので……」といった言い方ではなく、「美味しそうだったので買ってきました!」「皆で食べましょう」といった気軽な雰囲気を出せば、きっとお義母さんだって「ありがとう」と受け入れてくれるのではないでしょうか。
『自分たちの分は持っていけばいい。年寄りには若い人が好きなもの、子どもが食べるものなんて分からない』
普段子どもの世話をしている親と違って、お年寄りは子どもが何を好むかまでは分からないのでは? とママたち。それでも精一杯もてなそうとしてくれるのだから、まずはその気持ちを有難く受け取ってあげて欲しいですね。そして義実家で過ごすひと時を「楽しい想い出」にするために、自分たちのことは自分たちで動いて解決する。お互いの歩み寄りが大切だなと感じた投稿でした。
文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・加藤みちか
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