<捨てるのが正解でもない>たまっていく古い教科書・ノート・テスト。残すべきか処分すべきか問題
子どもが学校で使った教科書やノートにテスト用紙。役目を終えたあとは、きっともう使うこともなければ見返すこともないことでしょう。そうわかっていても、なかなか処分に踏み切れないママも多いのではないでしょうか。
『子どもたちが使った古い教科書やノート、テスト用紙などがなんとなく捨てられません。知り合いのママ友はすべてファイルに整理して残しているのだとか。しかしうちは子どもが3人もいるので残しておくにも収納に限界があります。みなさんはどうされていますか?』
もう使わないとわかっていても、なんとなく捨てられない古い教科書やノートにテスト用紙。しかし収納スペースは無限ではないわけですから、いつまでも残しておくわけには行かず悩ましい問題です。さて、ママスタコミュニティにいるママたちは、投稿者さんのお悩みにどのような反応を見せるのでしょう。
ママたちからの共感の声
『私も毎年悩む。教科書は捨てるけど、中学のノートは自分がわりとこだわりをもって取るタイプだったから、見返すとき用に残していたかも』
『テストはすべてファイリングしてある。でも教科書やノートは悩むよね。漢字ドリルとかも悩ましい。捨てる勇気がない』
投稿者さんと同じく、教科書やノート・テスト類などをどうすればいいか悩むママたちの声。しかしよく見てみると、何を残すか、どう残すかについては個人差があるようですね。ノートやテストはそのときどきの子どもの努力や思い出なども垣間見えるので、処分をためらうママたちの気持ちもわかります。
古い教科書やノート・テスト用紙、どのようにしている?
投稿者さんのお悩みに対し寄せられた声を見ていると、最終的には処分するといった声が目立ちました。しかし処分するといってもさまざまなやり方やルールがあるようです。
学年が終わったら処分する
『見返すこともないので学年が終わったら捨てている。復習がしたいときは参考書とかドリルを買っている』
『どれも学年が終わったら捨てている』
すべて処分するという声には、いくつかのタイミングがあげられていました。一番目立っていたのは、学年が終わった学期末にすべて処分するという声。なかには学年をまたいで使用する教科書などもあります。そのようなケースを除けば、学年末に役目を終えたと判断し、一気に処分しているようです。
アイテムによって判別する
『ノートやテストは終わった途端に捨てている。別に見返すこともないし、再度学校へもって行くこともないから。教科書はその学年が終わったらまとめて廃品回収行き』
ノート類は使用後、テスト類は点数などを確認したらすぐ処分するという声も寄せられました。しかし教科書にいたっては、学年末までは使うものですので、役目を終えてからになりますよね。そうなると、処分する時期に違いがでることも当然です。
『テストやノート類は捨てたけど、教科書は一応とってある。先日、下の子が宿題で使う音楽の教科書を持ち帰り忘れて、上の子の教科書を探して使っていた。残しておくといざというときに助かる』
きょうだいがいる場合は、「上の子の教科書は万が一のときに使えるので残してある」といった声も寄せられています。学校に教科書を置いて帰れる場合などは、「家庭学習のとき上の子の教科書を使う」といった声もありました。今後も使い道があるのであれば、残しておくのもありかもしれませんね。
残しておくならデジタル化がオススメ
『テストはスキャンしてパソコンに保存してある。実物は1年経過したらシュレッダーにかけ、燃えるゴミに。でも教科書やノートは捨てられなくて残してある』
子どもが学校で作った工作や描いた絵などは、写真に収めて残しておく方法をよく聞きますね。テストなどもデジタル化して残しておくと収納スペースを圧迫しないのでよさそうです。プリントやテストなどの紙類を残しておくならデジタル化がオススメかも。ただし、教科書やノートとなるとデジタル化は難しそうですね……。
小学生までと中学校からで変わる?
『小学生の子の分は、教科書は使用後1年保管、ノートは学年末に処分、テスト類は確認したらすぐ処分と決めている。でも中学生の子の分は、さすがに教科書もテストもとってある』
『中学は3年間取っておいてくださいって学校で言われたけど、場所を取るから困る! 残しておいても受験のときに見なかったけどね……』
小学生の頃のものは、すぐ処分できたり時期が来れば処分したりしていたようですが、中学校以降になると話が変わってくるようですね。
筆者の子どもは現在高校3年生ですが、テストやノートは自分で管理してもらうようにしていたので、適時残したり処分したりしているようでした。しかし教科書に関しては、中学卒業時に3年分を処分、今は高校3年分の教科書が残されています。
高校生になると教科や科目が増えますし、付随して副冊子が何冊も出てきます。また学習内容も難しくなるので分厚いわ重いわで、収納スペースの確保が大変です。今後これらを捨てることを想像するだけで、ため息がでそうです……(笑)。そう考えると、こまめに処分していくほうが楽かもしれませんね。
処分するものを残しておくものの線引きを
『珍回答とか自由帳のお絵かきとか、思い出として取っておくものもあるよ』
筆者の子どもはなかなかの画伯っぷりで、プリントに味のある落書きを描いていました。おもしろいので思い出として保存してあります。このように思い出として大切に残しておきたいものは、処分せず残しておきたいですね。
今回寄せられた声からは、処分する時期に違いはあるものの、基本的にはすべて処分してしまうといったママが多いようでした。しかし捨てるばかりが正解でもありませんよね。残したいものは残すという考えもありかもしれません。保管するスペースに応じて、残しておく量や期間を決めておけば、整理整頓もしやすくなりそうです。お子さんと一緒に処分する・しないを決めることもオススメですよ~。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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