<課金ルールは年間3,000円>親子で決めた金額をすぐ使い切った子ども。お金を前倒ししてもいい?
子どもがゲームをするようになると、課金の問題が出てくる家庭もあるのではないでしょうか。課金をすることでゲームがより楽しくなるのでしょうけれど、親としては心配になってしまうこともありますよね。ママスタコミュニティのあるママも、息子さんとゲームの課金についてもめているようです。
『中学1年の息子がいます。わが家のゲームへの課金のルールは、中学生の間は親の許可の元、1年間に3,000円までです。このルールは部活のお母さんたちと、子どもたちも交えて決めました。スポ少時代にトラブルになったからです。これ以外に、毎月お小遣いはあげています。息子は8月に同じゲームに一気に3,000円を課金。カード購入前に、今年はもう課金はできないと伝えました。また、後で課金したいものが出てきて後悔することになっても、一切認めないと確認した上で許可しました。
そして今日、どうしても課金をしたいとしつこく言ってきました。断固、許可しないと言うと、1月で年が変わるので、前倒しにしてほしいと言われました。キリがないのでスルーしていますが、スルーのままで良いものか悩みます。皆さんならどうしますか?』
投稿者さんの息子さんはゲームへの課金は年間3,000円までというルールがあることを知っているうえで、一気に使ってしまったそうです。投稿者さんは今年はこれ以上課金ができないと息子さんに念を押していますから、課金の前倒しをお願いされても簡単にOKはできないでしょう。1月になるまでスルーする方法もありますが、親としては悩んでしまいますね。このような場合、他のママたちはどう対応するのでしょう。
お小遣いを使うならば課金はOKにする
『課金するのとトレーディングカードを買ったりゲームセンターでお金を使ったりするのは一緒だと思うけれどなぁ……。お小遣いの範囲内なら好きにすればいいと思う』
『お小遣いでやればいいんじゃない? うちはお年玉を自分で管理させて、あとは、たまにおばあちゃんにもらうお小遣いで課金している』
投稿者さんの息子さんは、課金のお金以外に毎月お小遣いをもらっています。お小遣いはカードゲームを買ったり、ゲームセンターで遊んだりすることに使うかもしれません。それらとゲームに課金をすることに違いはあるのか? と疑問を感じているママもいますね。お小遣いを何に使うのかは本人が決めることですから、課金のお金にまわしても良いのでは? との意見も見られました。
課金のためのお金はタダでは渡さない!
『お手伝いをさせなよ。うちは足りない分は家事手伝いに値段つけて(床の雑巾掛け50円とか)毎週300〜500円ほど追加で渡している』
『息子さんがどうしてもと言うなら、家庭内で家事手伝いをやらせるかな。皿洗い1回100円とかで』
年間で決めている課金のためのお金を前倒しにしてしまうと、息子さんはお金が簡単に手に入ると勘違いしてしまうかもしれません。どうしても今ゲームへ課金をしたいのであれば、お手伝いなどをさせて労働の対価として渡す方法もあるのではないでしょうか。
少し時間を置くと熱が冷めるかもしれない
『すごく欲しいものがあっても、3日から1週間たつと不思議とそうでもないかも? と思うことはない? うちは娘が物欲が激しいんだけれど、「○○欲しい」と言われると「1週間後にまた聞くね」と言う。1週間たっても欲しい熱が冷めないなら考える』
人によって異なるものの、時間の経過とともに物欲が冷めていくこともあります。投稿者さんの息子さんは、今課金をしたい気持ちでいっぱいですが、少し時間をおくと気持ちが変わる可能性も。このままスルーしていれば、課金したいという気持ちが薄れていくかもしれません。
ルールを守ることや計画性を学ばせることも大切
『そのルールなら、課金の前倒しはなし。1年間の指定日まで待つように言う。それでもごちゃごちゃ言うなら課金自体なし。ルールを守れていないから』
『約束したのなら課金はさせない。そうしたら約束した意味がなくなるし、また同じように拝み倒せば課金できる希望を与えてしまうから。あと少しで年が変わるし、お年玉もあるだろうから、その中で今回みたいに足りなくなった場合に備えて課金用にお金をキープしておけば良いんじゃない? という案を提示する』
1年間で課金に使える金額は3,000円まで。これは投稿者さんと息子さんで決めたルールで、親が一方的に決めたことではないですよね。もしここで課金の前倒しを許可してしまうと、ルールの意味がなくなってしまいます。これからの日常生活におけるルールにも影響する可能性がありますし、今後も親に頼めば課金の前倒しができると考えてしまうかもしれません。子どもがゲームに課金をしたいという気持ちもわかりますが、ルールの通り来年になるまで我慢させることも必要なのではないでしょうか。課金をしたいときにお金がなくてできない今回のことは、ルールを守ることや、計画的にお金を使っていくことの大切さを学ばせる良い機会と考えることもできそうです。
文・こもも 編集・きなこ イラスト・Ponko
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