＜おかずにクレーム＞【後編】「子どもメニューは嫌、でも適当に考えて」と言う旦那。良い料理はある？
前回からの続き。ある日食卓に以下のメニューを並べたところ、旦那さんに「子ども向けのメニューばかりやめて」と言われてしまい驚いている相談者さん。
・和風ハンバーグ（ハンバーグの上に大葉と大根おろしを乗せてポン酢で食べる）
・マカロニサラダ
・冷奴
・ほうれん草ベーコン
「では、どんなメニューがいいのか？」と聞くも、「それは適当に考えて」と言われてしまったと悩んでいます。
メニューについては「適当に」と言われてしまった……どんなメニューがいい？
「お魚が食べたい！」などと具体的に言われたならその通りに考慮することもできますが、「適当に」と言われてしまうと困ってしまうものですよね。きっとお魚が食べたいと思う日もあれば、麻婆豆腐などの辛いものが食べたい日もあるでしょうし、どうしても子どもたちの好みを聞いてあげたい日もでてくるのかもしれません。もしかしたら旦那さんはいろいろと悩んだうえで、「適当に」と答えたのではないかと筆者は感じました。もし相談者さんにもそのようなニュアンスが感じられていたのなら、毎日の料理に変化をつけてみるのも良いのではないでしょうか。
『洋食の日が多いとか？ うちは和洋中スペインと毎日変えるよ』
『お魚系出してみたら？ つまみにもなるし。ぶりの照焼きとか、割と簡単で時間かからないし』
『もっと和定食な感じがいいんじゃない？ 定食屋のメニューを参考に真似したらどうだろ』
魚料理といっても、そのなかには焼き魚・煮魚・刺身とさまざまなバリエーションがあります。コメントをくれた方のように、和・洋・中・その他と日替わりにするのもよさそうですね。どんなメニューが良いか悩んだら、居酒屋さんの定番メニューを思い描いてみたり、インターネットで検索してみるのもおすすめですよ。
旦那さん用に1品だけ変更・追加するのもあり
『わが家はパスタにするとき、子どもの好みでだいたいミートソースかタラコにしていて旦那からはクレーム。旦那のだけレトルトソースだけれど、ペペロンチーノやジェノベーゼ、アラビアータなど別ソースにしたら喜んでいる』
『うちは旦那、娘、息子、みんな好みがバラバラなので、メイン料理は子どもの好きな物、副菜を旦那にするようにしている。酒飲みだから、刺身があれば文句は言わないけれど』
かかっているソースや出されている一品が異なるだけでも、料理の印象はだいぶ違ったものになってきます。例えばいつもはミート系などのがっつりとしたパスタなら、旦那さんだけ大根おろしやオイルベースなどにすれば、同じパスタといえどさっぱり食べられるでしょう。子どもの好みでガッツリ系のお肉を出した日には、旦那さんにだけ鯖の塩焼きを用意してあげたりするのも工夫のひとつですよね。
今まで料理について何も言わなかった旦那さんが急に要望を出してきて戸惑う気持ちがわきますよね。しかし子どもだって食べ物の好き嫌いが急に変わることもあるでしょう。家族の要望に臨機応変に対応して、家族みんなが笑顔で溢れる食卓にできると良いですね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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- 旦那に子供メニューばかりやめてと言われた。