<地獄耳になるとき>誰かが自分の悪口を言っているのが聞こえてしまったら?言い返すより賢い方法とは
人の悪口は、聞いていて気分のよいものではありません。では、それが自分の悪口だったとしたら? 自分の悪口を耳にするのはレアな状況に思えますが、ママスタコミュニティで見つけたトピックによれば、意外によくあることのようで……?
世間は悪口で溢れている?「私も経験がある」の声が続々
『自分の悪口が聞こえたことって、ある? 昔の話だけど、私はある。ヒソヒソ話しているつもりなのかわざとなのか、後ろから聞こえてきた』
面と向かって言われるのではなく、偶然聞こえてくる悪口。投稿者さんは「反論しても仕方ないから、黙っていた」そうですが、思い返すとムカムカしてきそうです。”偶然”が世のなかでそれほど多いとは思えませんが、集まったコメントのほとんどが「私もある」。それだけ誰かの悪口を言っている人が、たくさん存在しているということでしょうか。
『中学生の頃は、たまにあった。言い返せるほど強くなかったから、聞こえないふりをしていた』
目立ったのが「学生時代はあった」というコメントです。中高生は一日中同じ教室にいるうえグループ同士の派閥があったりと、友達づきあいに頭を悩ませる世代ですよね。人間的にまだ未熟ということもあり、つい悪口を言ってしまう人も多いのかもしれません。
なかには大人になってからの経験がある人もいます。
『ほぼ毎日職場で言われているし、聞こえている。わざとなのかも。だから聞こえないふりをしている』
『職場に行ったら、それまでわいわい話していた人たちが急にシーンとなった。そっちのほうを見たら、私のことをひそひそ話していた』
どちらも居心地の悪そうな職場です。「私の存在に気づくと、急にみんな静かになった」という声は他にもありましたが、あからさまな態度を取れば当事者にバレバレですよね。悪口を言っている時点ですでに人間的な未熟さがわかりますが、想像力にも乏しいようです。
コメントのなかには「同居している義母から、されている。毎日親戚や友達に電話しては、私の悪口を言っている」という声も。職場なら家に帰ればその間は忘れられますが、自宅では心安らぐ時間がなさそうです……。
わざと当人に聞こえるように、悪口を言う心理とは
悪口を話していたのを「うっかり」聞かれてしまうのは偶然ですが、これだけ経験者が多いというのは「うっかり」ではない可能性が高そうです。
『隣のおばさんに言われたから、「今なんて言いました? わが家のことですよね?」と言ったら、焦っていた。そういう人ってわざと聞こえるように言うくせに、面と向かっては言えないんだろうね』
「相手を批判したい」「でも直接は言えない」「それなら遠くから聞こえるように言ってやろう」。聞こえるように言う人は、こんなふうに考えているのでしょうか?
『わざわざ聞こえるか聞こえないかくらいの音量で話してさ。相手の反応をうかがって、楽しんでいるんだろうね。趣味悪いわ』
聞こえるか聞こえないかギリギリのところで、スリルを楽しんでいるのでしょうか? 相手がオロオロするのがおもしろい、という悪趣味な人もいそうです。
『自分の悪口を言われているときって、わかるよね。地獄耳になって聞こえてくる』
同じような声の音量でも他の話題なら気にならないのに、自分の悪口だと不思議とはっきり聞こえてきますよね。声のトーンのせいでしょうか、それともこちらをチラチラうかがう目線のせいでしょうか?
聞こえないふり?言い返す?おすすめは「サラッと謝る」
自分の悪口を聞いてしまったら、どうするか。投稿者さんのように聞こえないふりをして、黙っている人もいます。
『あるよ。そんな人たちに構っているほど暇ではないので、無視です』
新たなトラブルを発生させない、大人の対応ですね。どんな反応をするのか、その人が期待しながら待っていたとすれば、肩透かしをくらうでしょう。ただグッと堪えられるならよいのでしょうが、ストレスは溜まりそうです。
『私はそういうのがちょっと気持ちいいタイプだから「ウヒ~~ッ」ってなる(笑)。悪口を言うほど他人に興味ないし、どうでもいい』
強い心の持ち主もいます! ここまでいけばストレスも逃げていきそうですね。
『その様子をジーッと眺めて鼻で笑ったら、焦っていたよ』
黙っているけれど聞こえたふりをする、という対応もありますね。大きな反撃ではありませんが、少しは腹の虫が収まりそうです。
悪口を言っている人たちに向かって、強く言い返したというコメントもあります。
『若いときは睨むか、言い返していた。「文句あるなら、直接言えよ!」とか、わざと「何か言った?」と聞き返したり。血の気が多かったのもあるけど、内容がくだらなさすぎて』
気分はスッキリする一方で、新たなトラブルの火種にもなりそうです。「『聞こえてたんですけど』と言ったら、逆ギレされた」、「『何か言った?』と聞くと、『えっ? 被害妄想?」と返ってくるよ」といったコメントも。こうした声から考えると、やはりリスキーな対応かもしれません。
『学生の頃は、固まって心臓バクバクしているだけだった。今なら「ごめんなさい、私のことですか?」とさり気なく出て行って、聞き返せると思う。おばちゃんになったもんだ(笑)』
歳を重ねるのは悪いことばかりではありません。こちらも違う形の大人の対応です。同じ”言い返す”でも、ソフトな形ならトラブルになりにくそうですよね。
『その場で謝罪する。「ごめんなさい。聞こえてしまったんですけど、それって私のことですよね。すみません。次回から気をつけますね」とサラッと謝り、尾を引かないための先手を打っておく』
口からでまかせの「ごめんなさい」「気をつけます」でも、先に言えたほうが大人です! 相手もこれ以上どうにもできないでしょうし、悪口を言う張り合いもなくなるのでは?
悪口を言う人たちとは、同じ土俵に立つだけバカバカしいもの。サラリと大人の余裕を見せつけてやりましょう。
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