2022/10/14

【前編】旦那が強いる「出金したら通帳に買ったものを記入するルール」世間の反応はいかに……？

072_節約・貯金・手当て_加藤みちか
お金の話は価値観の違いが出やすく、夫婦間であっても気を使うこともあるかもしれません。今回の投稿者さんは夫婦間でのお金の話について、ママたちに聞きたいことがあるようです。

『わが家はお金に関してはオープン。夫婦2人で家計管理しています。資産もたくさんあるわけではありませんが、困ってはいません。でも私は旦那とお金の話するのが大嫌いです』

投稿者さん夫婦はお金に関して秘密にしていることはなく、オープンな関係のようです。経済的な問題はないものの、投稿者さんは旦那さんとお金の話をすることが苦手なのだそう……何か理由があるのでしょうか？

お金の話をするたびにイライラ

投稿者さんはご家庭の様子をつまびらかに話してくれました。

『旦那がお金大好き人間で、「このままじゃ破産する！」と騒いだり、会社の人にベラベラ家庭内のお金の話をしたりします。そんなにギリギリではないし、毎月決まった額しか使わないので使い過ぎてもいません。なのに私は服も化粧品も好きには買えません。高い物は旦那に申告して口座から出金し、その通帳の金額の横に何に使ったのかを記入しないとダメというルールです』

投稿者さんは「わが家は経済的な問題はない」と判断している一方で、旦那さんは家計に危機感を覚えている様子です。「このままじゃ破産する」と考えている旦那さんは、投稿者さんに対して「服や化粧品は勝手に買わないこと」「欲しいものがあるときは先に申告すること」「出金したら通帳に用途を記入すること」……などの細かいルールを強いているのだそう。これでは投稿者さんがウンザリしてしまうのも当然ではないでしょうか。

『お金の話は大事なので夫婦間で話すことは当たり前だと思います。でも旦那がお金大好き人間なので……その性格から言い方が高圧的というか、嫌味っぽい言い方というか……。そんなわけでまともに話すのが嫌になってきます。みなさんは旦那さんとお金の話をしますか？』

できれば夫婦間できちんとお金の話をしたいと投稿者さんは考えています。しかし今のままではお互いに納得のいく話し合いができないとも思っているようですね……。「まともに話すのが嫌になってくる」とのひと言に、投稿者さんが辟易としている様子がよく伝わってきます。

夫婦間でしっかりと話す

投稿者さんから投げかけられた質問は「みなさんは夫婦間でお金の話をしますか？」という内容でした。さてママたちはどのように回答したのでしょうか？

『夫婦間で話すよ。お金の話ってすごく大事じゃない？　しない人のほうが少ないと思ってた』

『話すよ。お互い働いてるけど、ちょっと資産管理は無頓着なところがある。「子どもが2人とも受験するから、塾でこのくらい、受かったとして学費がこのぐらい。老後の資金が厳しいね」とか』

こちらのママたちは「お金の話は夫婦間でよく話す」と答えてくれました。とても大切な話だからこそ、しっかり夫婦間で共有したいと考えているのでしょう。

『わが家はあまりにも旦那が家計に無関心だから、こちらから話す。「いつまでにいくら貯めるのが目標！」とか。でも、うんうん聞いてるだけ』

旦那さんが経済的なことには無頓着だからあえてママから話すようにしていると答えた方も。相手が無関心だからと話すのをやめるのではなく、あえて機会を設けて話すというのは大切なことですね。

金額の大きな話はする

『お金の話は大切だけど、細かいところまでは話したことないな。住宅ローンの残高とか、車検費用とか、子どもの教育費くらい。食費、光熱費でいくら使ってるかなんて話さないな』

『お金の話はするけど、細かい話はしないな。家とか車とか大きな買い物をするときに相談するくらい』

月々の光熱費や水道代、食費などの話はしなくても、家や車のローン、子どもの教育費などの話はする……と回答したママもいました。大まかなお金の流れさえお互いで共有しておけば、認識や目標が大きくズレることはないと考えているのでしょう。これならば高頻度で話をする必要もなく、大きなお金が動くときだけの相談で済みますね。