<夫の無視がツライ>共働き夫婦の妥協案「家事育児の完全平等は難しい」【第5話まんが:妻の気持ち】
前回からの続き。数年前の話です。私(ユウカ)は夫(コウタ)と共働きで生活費を折半していました。しかし産休中も生活費は折半。さらに夫は私に家事も育児も丸投げしてきます。不満を訴えたところ、無視をしてくるのでお返しに夫の家事だけ丸ごと放棄。家事が減り、仕返しもできて、心も身体も軽くなりました。
それから夫と私はじっくりと話し合いました。今までのこと、そしてこれからのこと。
夫の会社は激務、急な休みは取れません。
いっぽう私の会社はというと、先を見越して急な休みが取りやすい部署に配置転換してもらっています。つまり融通が利くのは私。
「きっと、完全に平等にはできない。でもそれだと『私ばかり』ってまた不満が溜まるから……生活費の負担割合で調整しない? コウタが7、私が3くらいなら納得できる」と話し合いが進みました。
夫はその日から、今までノータッチだった家事を積極的にやるようになり、おむつ替えやミルクなどの育児も少しずつ覚え始めました。
父親として娘(ナミ)に優しく接する姿を見るだけで、かなり心が癒されてストレスが消えていきます。
今回の出来事は、私たちにとってはかなり大きな事件でしたが、過ぎ去ってみればこうなってよかったとも思っています。もしもこのまま私ばかりに負担がかかり、限界がきてしまっていたら……きっと夫のこんな姿も、ナミが父親と一緒に笑う姿も見ることはできなかったでしょう。これからはちゃんと夫婦ふたり、家庭内で不満が出てしまったときには正面から話し合っていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Ponko 編集・横内みか
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