<子育て失敗!?>ママ友に笑われた。きょうだい同士で呼び捨てや「くん・ちゃん」づけ、アリだよね?
きょうだい間で使われる呼び方は、名前の呼び捨てだったり、「くん」や「ちゃん」などの愛称をつけたりなど、ご家庭ごとに呼び方はさまざまですよね。どのような呼び方でも、家庭ごとのカラーや雰囲気があってよさそうなものですが……。
『うちの下の子は上の子のことを「お姉ちゃん」とか「お兄ちゃん」とは呼ばず、名前で呼んでいます。それを知ったママ友が「子育て失敗だね!」って笑うんです。下の子が上の子を名前で呼んでいると子育てを失敗したことになるのでしょうか?』
下のお子さんが年上のきょうだいのことを名前で呼んでいることで、ママ友さんから「子育て失敗」と言われてしまった投稿者さん。きょうだい間に限らず、家族間でどのような呼び方をしていても、子育ての良しあしにはあまり関係ない気もするのですが……。みなさんはどう思いますか?
きょうだい間の呼び方と子育ての良しあしは関係ない?
『そんなこと、別に失敗じゃないよ』
『こんなことで子育てが失敗したことになるなら、ほとんどの人が失敗しているのかもしれないね(笑)』
ほとんどのママたちが「きょうだい間の呼び方と子育ての成功・失敗は関係ない!」と言い切ってくれました。考えてみると、下のお子さんが上のお子さんを名前で呼んでいたり、名前を呼び捨てにしていたりするご家庭はさほど珍しくない印象がありませんか? きょうだいが多いご家庭であれば「お姉ちゃん」や「お兄ちゃん」が一人とは限りませんので、名前呼びになってしまうのかもしれませんよね。
下の子が上の子を名前で呼ぶことに抵抗がある人もいる
『別にお兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ばなくてもいいけど、下の子が上の子を呼び捨てにしているのはちょっとどうかなって思う。目上の人に敬意を払わない大人になりそうだなとか考えちゃう』
『うちの義父は下の者が目上の人を呼び捨てにしたり、名前呼びしたりすることは「ダメ!」という考え。だからうちの子たちは「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」って呼ぶようになりました』
年代や時代背景・考え方などから、たとえ家族間であっても、年下が年上を名前呼びしたり呼び捨てにしたりすることに、違和感や抵抗感をもつ人も少なからずいるようです。しかしあくまでも考え方の相違であって、どちらが正解でどちらかが不正解というわけでもないんですよね。
家族と他者との線引をさせていればOK
『うちはあえて「お姉ちゃん」って言わないように育てたから、下の子は上の子を名前で呼んでいる。でも姉がその場にいないときは「お姉ちゃん」って言っているみたい』
『個人的には家族間の呼び方なんてどうでもいいよね。好きに呼べばいいと思う。家族以外の人に家族のことを話すときに、おかしな言い方さえしなければいいんじゃないかな』
上のお子さんがイヤでなければ、下のお子さんが小さいうちは、名前に「ちゃん」や「くん」をつけたり呼び捨てだったりしてもあまり問題はなさそうです。
しかし成長していくにつれ、家族間と家族以外とで線引することが必要になってくることもあるでしょう。そのようなときのために、「外ではお姉ちゃん(お兄ちゃん)って呼ぶんだよ」というように、軽く教えてあげておいてもいいのかもしれませんね。
子ども自身が使いわけているケースも
親が教えなくても子ども自身がきちんと使い分けているケースもあるといった声も寄せられています。
『うちはみんな呼び捨て。でも外では「兄貴」とか「お兄ちゃん」って呼んでいるから、別にそれでいいと思っている』
『そのうち自然と、家族とそれ以外とはきちんと区別するようになっていくと思うよ』
家ではママ・パパと呼んでいる子どもが、外ではきちんと母・父と呼んでいるのと同じですね。大人が思っているより子どもたちはしっかりしているのでしょう。
親が「しつけしなきゃ!」と焦らなくても、子どもたちはいつの間にかきちんと家族と家族以外を区別して呼び方を変えられるようになっているのかもしれません。そのときはぜひお子さんの成長に感動してくださいね。
家族だけの呼び方は家族だけのもの!気にせず自由に呼び合おう
きょうだい間でどのような呼び方をしていても、子育ての良しあしには関係ないし、いずれ家族と家族以外で線引できるようになればいいことが見えてきましたね。ただ、呼び方にこだわる人がいることも忘れないようにしておくほうがよさそうです。
ママたちから寄せられた声を見ていると、時代の変化とともに上のお子さんを「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と呼ばず、家族みんなが名前で呼び合うご家庭も増えてきているようでした。個人を尊重する時代へと変化してきているからこそかもしれませんね。
呼び方・呼ばれ方は記憶に残る家族だけの宝物
筆者が好きなマンガに、このような一節がありました。
主人公は、わが子を「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と役割で呼ぶのではなく、名前で呼んでほしいと考えていることを相手に話します。すると相手から、親やきょうだいがいなくなったら、自分を「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と呼んで貰えることはもうないのだと思い知らされることを聞かされるのです。そのような考え方・感じ方もあることに気が付かなかった自分の未熟さを反省する……。
お話のなかでは、呼び方の記憶についてを「家族の宝物」と表現していました。どのような呼び方でもそこには家族だけの思い出という宝物が存在するのでしょうね。ですから周りの声に振り回されず、ご家族が好きなように呼びあえばそれでいいと思いますよ!
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