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「風邪をひくと責められた!」体調不良なのに親から怒られた人はいる?ママたちから賛否両論の意見が

022_寝かしつけ・夜泣き_んぎまむ
「弱っているときは誰かに優しくしてもらいたい」と願うのが人の常ではないでしょうか。もし体調が悪いときに親から無下に扱われてしまったら……。親は本当に自分のことを愛しているのかなと不信感を募らせてしまう人もいるかもしれません。

『うちの母は、私が風邪をひいたりすると前日までの行動を責めてきます。例えば「昨日寒いのに外で遊んでいたからでしょ」「手洗いうがいがしっかりできてなかったんじゃないの!?」とか。体調不良で学校を休んだ日は「テレビも読書もダメ」と、ひたすら寝ることを強要。だから学校を休んだ日は、母がパートに行ってくれることを願っていました。子どもの頃、体調が悪くなると親から責められた人はいますか?』

こちらはママスタコミュニティに寄せられたあるママの質問です。投稿者さんは、子どもの頃に風邪をひくと親から責められていたのだとか。そのため大人になった今でも、当時の親の態度に不信感があるようです。こちらのママの質問に他のママはどう答えたのでしょうか。ママたちの声を紹介していきます。

体調が悪くなると親に責められた……

『父がそうだった。ちなみに怪我しても怒られた』

『小2のときに発熱して早退するために母親が来てくれたんだけど、フラフラのなか歩いて帰らされて「何で熱が出たわけ?」とキレられた。それ以来、体調不良でも我慢して言わないようになったよ』

『うちも近いものがある。お腹がいたいと言うと「食べ過ぎでしょ!」気分が悪くて吐いてても「食べ過ぎ!」』

投稿者さんと同様、風邪をひくと親から責められたママから続々と声が寄せられました。みなさん、過去を振り返り「風邪をひいたわが子を責める親の言動はあり得ない」と感じています。「自己管理が悪い」と親に責められた経験は、のちの親子関係にも影響が出てしまうのかもしれません。気をつけたいところですよね。

なかには「子どもが風邪をひいたら優しく接している」といった意見もありました。親を反面教師にして自分が欲しかったことをわが子にしてあげられるママたち、素敵ですね。

風邪のときテレビやスマホはOK?NG?

風邪をひいたときは、親から「テレビは見たらダメ」「本を読んだりするのもダメ」と言われたと話す投稿者さん。しかしママたちはこのくだりに引っかかりを感じたようです。

『テレビを見るって体力を使うからじゃない?』

『私も子どもの体調が悪いときは、スマホをあまり触らないように言うよ。目が疲れたら余計に頭が痛くなったりすることもあるし、心配だから』

『うちは学校を休んだら、学校へ行っている時間はテレビ禁止だよ。体調が悪くて休んでいるんだから当たり前じゃない? 体調管理をしっかりして学校にちゃんと行った方が楽しいと思える環境にする』

「体調が悪いときは体を休めるためにテレビやスマホはNGにしている」といった声が寄せられました。こちらのママたちは、「スマホやテレビ、ゲームは体調回復に支障をきたす」と考えているようですね。目を休めてしっかり睡眠をとるよう管理するのは、親の責任だとも感じているようです。

さらに「『学校を休む=自由に遊べる』と子どもが誤解をしないようにしたい」といった声もありました。子どもが休む目的を履き違えるようなことはしてほしくはありませんよね。「元気になって早く学校へ行きたい」と思ってくれるような環境にすることを心掛けているママもいるようです。

母親だって完璧ではないから。ついつい小言が出てしまうことも

ママたちのなかには、投稿者さんの母親に共感する方もいました。親になったことで親の立場や事情が見えてきたようです……。

『子どもの気持ちは痛いほどわかる。けどお母さんの気持ちもすごくわかる。母親だって聖人君子でも完璧な人間でもない、イライラして理不尽に怒ったり、感情で怒ったり、間違ったこと言ったりすることもある。私は自分が母親になって許せたよ』

『自分も母親になって思うけど、母親ってそういうものなのかもね。子どもに対して理不尽にイライラしたり怒ったりする。そして後悔、反省するけどまた同じことしてしまう。みんなもそういうときない? 子どもの気持ちに寄り添うって難しいことだね』

『子どもが休むと私の仕事にも影響する。優しくしているつもりではいるんだけど、ため息は出ちゃう』

『母親だって働きに出てるんだから仕方ないんじゃないの? 昔は育児に理解ある職場は多くなかったのかもしれないし』

子どもからすればなんでもできる親だとしても、ひとりの人間です。常に優しくいられるとは限りません。親と子、双方の立場がわかるとあのころの母親に対し寛容になれるのかもしれませんね。

風邪をひいて親に責められた経験があると、大人になってもマイナスの記憶として残ることがよくわかりました。一方、自分が母親になったことで当時の親の気持ちがわかったと話すママたちもいました。育児をしていると余裕がなく、優しく接することができない日もあるかと思います。そんなときは時間をおいてから子どもの気持ちに寄り添い、なぜ優しくできなかったかを説明してもいいかもしれません。親子で対話を続けることが、親への不信感の解決策につながりそうです。

文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・んぎまむ

【つぎ】の記事:<独身女性の老後>「甥や姪に面倒を見てもらいたい!」私の考えはおかしいですか?【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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