<義母のガラクタ攻撃>義母に言い返した高校生娘「返しに行ってくるね」まさかの行動【第5話まんが】
前回からの続き。数年前の出来事です。私は在宅でWEBデザイナーをしているミキエです。娘アユミは高校生、息子ヒカルは中学生になりました。しかし義実家の隣にマイホームを建てて約15年、私は義母が次々わが家に持ち込む「不用品」にずっと悩まされ続けているのです……。
ご近所さんに「いる?」と聞かれ、他人にいい顔をしたがる義母は「うちの嫁にちょうどいいわ」と喜んで受け取ったようです。「あとでキチンとお礼を言っておいてちょうだいね」と言われ、私は絶句します。
真夏の朝、私の足よりはるかに大きなスキーブーツを目の前にして、私の思考は停止します。
すると私と義母のやりとりを耳にした娘が玄関へ出てきました。娘は日頃から私が不用品を受け取るたびに「またもらったの?」「断らなきゃダメじゃない」などと辛辣です。スキーブーツを見てため息をつくと、娘は義母に向かって話しはじめました。「ねぇー、おばあちゃん」「あら~、アユミちゃん。今日は部活お休みなの?」「ううん、午後から。あのさぁ……」
「人ってさ、身長と足のサイズはセットで同じ大きさってわけじゃないよね?」「まぁ、そりゃそうだよねぇ」「じゃあさ、おばあちゃんが持ってきたスキーブーツなんだけど」
アユミはそのまま話を続けます。「宮本さんちのおばあちゃんの娘さんとお母さんが同じくらいの背丈だったからと言って、このスキーブーツがちょうどいいとは限らないよね?」すると義母は、「いや、もしも……、もし履けたらいいなって思って……」
「ほら、見てよ。お母さんの足ってちっちゃいのよ。どう見てもこのブーツ、大きくて履けないよね~。合ってないスキーブーツなんて危なくて履けないよねぇ~」「あら、本当……」「分かってくれた? じゃあ、このブーツはお母さんにはいらないから!」そう言って笑いながら説明するアユミに義母は……
「え? だって、もう宮本さんから受け取っちゃったし……」「でも返しに行くことはできるでしょ?」「いやそんな、一度受け取ったものを返すなんて、悪いじゃない」
「おばあちゃん、宮本さんに返せないの? いらないって言ったら角が立って嫌われちゃうの?」
「おばあちゃんがいけないなら、私が今からこのスキーブーツ返しに行ってくる!」高校生の孫からかけられた言葉にあっけに取られる義母。スキーブーツを抱えると、娘はそのまま宮本さんの家へと小走りで行ってしまいました。少し遅れながら急いでその後を追いかけていく私。娘の突然の言動には驚くばかりでした。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・吉岡可奈 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子