<夏休みの宿題>【前編】もはや親の宿題?「しっかりやらせなきゃ」のプレッシャーがハンパない!
子どもたちにとっては楽しい夏休みも、ママたちは手放しに喜べないのが現実ですよね。子どもをレジャーに連れて行ったり、きょうだい喧嘩の仲裁に入ったり。塾や部活、習い事のスケジュールを確認しながら、3食の準備をするだけでもう手一杯! 「早く新学期がこないかな……」と夏休みの終わりを指折り数えているママも多いでしょう。けれど実はママたちの肩には、別のプレッシャーものしかかっているのです……。
『夏休みの宿題って、半分は親の宿題だよね。ドリルは自分でやってくれるけれど、読書感想文や自由研究、自由工作は親の負担が大きい。感想文の書き方は予めワークシートを渡されるけど、低学年なんてまだまだ親のサポートが必要。絵のコンクールだって、ひとりで描いてと言っても何をどうやって描いていいかわからないって言い出すし、もうぐったりだよ』
「夏休み・ママあるある」をママスタコミュニティに吐き出してくれた投稿者さん。夏休みが終わるということは、もちろん「夏休みの宿題」も終わっていないといけないということです。え? 「宿題」って子どものものじゃないの? 現実はなかなかそう上手くはいかないみたいですよ。
「夏休みの宿題」のリアル!ママたちの頷きが止まらない
『「んなこたーない」って言いたいけど、実際はそう』
『とくに低学年は本当に親の負担が大きい』
『本当いらない。親の負担ばっかり増やしやがって、そんな暇じゃないんだわ』
ママスタコミュニティにコメントを寄せてくれたママたちの多くが、「本当にそう!」と頷いている様子。とくに「低学年の夏休みの宿題は、親にとって相当の負担!」と嘆いているママたちが多い印象を受けました。低学年では、「夏休みという長期休みをどのようなリズムで過ごしていくか」から話さなければいけません。しっかりスケジュールを組むところから親が介入する必要がありますよね。
『だから作品展も、見ながら親の顔が浮かぶ。あそこの親はこんなに器用だったんだ~なんて思いながら見る』
なんていうコメントもありました。とくに自由研究や創作系の宿題は、「親の成果」と認識する人も多いようです。
「子どもひとりで」はできない?ママ泣かせな宿題は「コレ」だ!
本選びから書き方までサポート「読書感想文」
『小1。読書感想文の書き方なんて授業でやりもしないのに、宿題に出す風潮やめてほしいわ。ドリルやプリントで十分』
『読書感想文なんて、学校で感想文の題材を用意してくれればいいのに。こっちが本を用意するところから始まるし、ほんと負担』
本を読んで、その「感想」を文にする読書感想文。通常の授業では、まずは国語の教科書を読んで、その物語の感想などについて話し合ったり、書き出したりしながら学習していることでしょう。その応用編ともいえる読書感想文は、確かに低学年においてはひとりでこなすのは難しいのかもしれませんね。原稿用紙の使い方も含めて、親のサポートが必要な子はいるのではないでしょうか。
結局そばにいないといけない「料理」
『料理を作るっていう宿題があって、おかずを一品作った。子どもにやらせるけれど、大半のサポートは私』
『料理を作って写真提出もしんどい。子どもがひとりで材料買って、作って、片付けるわけがない』
子どもの料理体験は、普段何気なく食べている「料理」というものが、どのような過程を経て食卓に並ぶかを学ぶいい機会になります。しかし現実問題として、子どもがひとりで最初の「買い物」から最後の「後片付け」までをやりきるのは難しいのかもしれません。万が一できたとしても、刃物や火を使っている以上、親が常に近くにいて「見守る」というサポートは必須のようですね。
低学年から”すべて自分で”は無理!「自由研究」
『自由研究は本当に親の宿題だなと思う。いらないじゃんね』
『自由研究は私がパーツをぜんぶ切って、子どもはただ貼り付けるだけ』
課題決めから手順、まとめ方などを、いきなり子どもがひとりですべてをこなすのは難しいでしょう。とくに低学年のうちは、親が手取り足取りサポートしながらになってしまうのでは? 学年が上がるにつれて、ひとりでできるようになってくれることを願いますね。
ほかにもハードルが高い宿題が……
『小6男子。リコーダーの宿題が情熱大陸のオープニング曲。「吹けない」って親に持ってくるんだけど、大人にも難しすぎる(笑)』
学年があがるにつれ、やっている内容が難しくなると、それはそれで親泣かせな課題になってしまいます……(苦笑)。
『プリント出されてプリント勝手にやって(やるもやらないも本人次第)提出してくれればいいのに、丸付けは親! って』
ドリルやプリントなど子どもだけでできる宿題も、結局丸付けは親がしないといけない場合も多いですよね。わが子の学習の習熟度がどれくらいあるのかを確認する意味でも、親の丸付けは必須なのではないでしょうか。夏休みの最終日に大量の丸付けに追われないように、早めに少しずつ丸付けしていきましょう! って、子どもの宿題が終わっていたらの話ですが……。
『夏休みの思い出新聞がツラい。子どもに「みんな旅行に行くんだって」って言われたけれど、仕事だし旅行は今は無理……。みんなが休みのときが繁盛期だし。土日は子どものスポーツの習い事、平日は仕事。行く暇もない』
「子どもに思い出をつくる」。ある意味、親の一番の宿題なのかもしれません。だからといって、頑張って特別なことをしようとしなくても大丈夫。それぞれの家庭の事情に合わせて、できる範囲で子どものためにしてあげたことは、きっと子どもが大人になってもいい思い出として残り続けるはずですよ!
大変だけど「いい思い出」に。ポジティブな考え方で!
『それも思い出よー』
『読書感想文や工作も、添削したり材料集めたり、サポートが必要。そういうことを親子でやる時間なんだと腹を括ったよ(苦笑)』
『親子で協力して作りあげる機会って夏休みぐらいだし、ポジティブに捉えてる。私自身も達成感を味わえて刺激になる』
とくに子どもが小学生のときが、一番「夏休みの宿題」に頭を悩ませる時期のようです。しかし見方を変えれば、子どもと向き合えるいい機会でもあるのでは? 親子で前向きに取り組んでみてはいかがでしょうか。子どもたちが大人になったとき、「宿題のサポートが大変だった夏休み」を、懐かしく「いい思い出」として思い浮かべることがあるかもしれませんよ。
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