<無職の兄を溺愛する高齢の母>子ども部屋おじさんの兄と、財布にされる私。いつまで【第1話まんが】
私の名前はミユキ。関東地方に住む40代の専業主婦です。会社員の夫と、15歳の娘、13歳の息子の4人暮らしです。トオルはとても温厚で子煩悩。ふたりの子どもたちもすくすくと育っています。しかし私は目下「ある問題」に頭を悩ませています。それは、私の実家……実の母と兄のことです。母は70代半ば。夫である父を亡くし、年金暮らし。隣の市に住んでいます。兄は40代半ばで独身。現在実家に身を寄せていて、無職です。
さかのぼること5年前……母がひとり暮らしをしていた実家に、兄が突然舞い戻ってきました。兄は昔から父や母に長男だからと甘やかされていたため、すっかりプライドが高くなってしまい、人の下に付いて働けません。若い頃から職を転々としてきました。そして兄は5年前、とうとう無職になってしまい「少しの間だけ実家で暮らしたい」と言ってきたのです。私は猛反対しましたが、結局兄に甘い母が迎え入れてしまったのでした。
私はかわいそうに思い、よくネットスーパーでお米や調味料、保存食などを注文して送っています。親孝行だと思いながらやっていますが、正直腑に落ちません。私だって少しでも節約しようとコツコツやりくりしているのに、母は兄のせいでお金がないわけで……なのになぜ私がお金を出しているんだろう? とふと思ってしまうのです。
私は専業主婦なので、母に援助しているお金は、元をたどれば夫が頑張って稼いできてくれたものです。なので余計にモヤモヤします。
「家族なら助け合うのが当たり前」というのはわかりますが、これでは助け合いではなく、一方的に私が寄りかかられているだけです。こんなモヤモヤした感情を抱えたまま、一生母の、引いては兄の生活を支えて行くことになるのでしょうか。距離を置いて逃げ出したりしてはだめなのでしょうか。みなさんはこの状況、どう思いますか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Ponko 編集・秋澄乃