<苦手な家事は料理>「適当に」が難しい!毎日、夕飯の献立が決まらず憂鬱。打開策はありますか?
毎日、朝から晩まで家事に勤しむママさんたち、お疲れさまです! “家事”と一言でいっても掃除に洗濯、食事作りまでその内容はさまざま。やってもやっても終わらない……と途方に暮れているママもいるかもしれません。
ママスタコミュニティにはこんな投稿が寄せられました。
『みんな毎日の夕飯の献立ってどうやって決めてるの? 私、なかなか決められなくていつもギリギリで1品だけ、とかになってしまう』
投稿者さんは、家事の中でも特に毎日の夕飯作りに苦戦しているようですね。
食事作りを苦手に感じるママたちがよく口にするのが「献立が決められない」ではないでしょうか。投稿者さんの悩みに共感を覚えるママも少なくないでしょう。悩める投稿者さんに、ママたちが自身の献立の決め方を教えてくれました。
1週間分の献立、決めています
『1週間分の献立を決めちゃってる』
『週に1回、1週間分の献立を決めて買い物に行くようにしてる』
まず寄せられたアイデアは”1週間分の献立をまとめて決めておく”という方法です。これなら毎日、今日は何を作ろう? と悩まずにすみそうですね。
お子さんの通う園や学校が給食の場合は、事前に献立表が配られるでしょう。その内容を確認しながら、昼食と夕食が重ならないメニューを決めておく、というのも1つのやり方です。
『1週間分の献立を決めると食材も無駄にならない』
事前にメニューを決めておけば、食材の買いすぎも防げそうです。
家族のリクエストに応えてます!
献立が決まらないママたちの救世主は”食べる側”である家族、というコメントも少なくありませんでした。
『家族のリクエストかな』
『子どものリクエストでローテーションだよ』
『家族のリクエスト。私はあまり考えない』
家族の食べたいものリストのローテーション。この方法であれば、家族が満足するうえにママも考えなくて済むので、一石二鳥かもしれません。
とはいえ、お子さんのリクエストばかりに応えていると、食の好みによって偏りが出てしまう心配もあるでしょう。ときには家族が苦手であっても旬の食材を取り入れたメニューにする、季節・行事にあった食卓を用意するなどの工夫もしたいものです。
『子どもたちと旦那に食べたいメニューを聞いて、1週間分の買い出しをしてる。でもいつそれを作るかは私の気分次第』
家族がメニューを決めてくれたらラクですが、一方で「自分が食べたいものを作る。作るかどうかの決定権は私にある」と言い切るママもいます。たしかに、暑い日に天ぷらなどの揚げ物をリクエストされても躊躇してしまいますものね。食事作りは毎日のことですから、家族の希望に沿ってばかりはいられない! というのも本音かもしれません。
その日の買い物次第でメニューは決まる
週に1度の買い物で済ませる、というママもいましたが、「買い物は毎日」と決めているママもいます。その理由はこんなところにあるようです。
『買い物行った日は新鮮なものを食べられるから、だいたいお刺身』
『その日の気分。なので買い物は毎日行くよ』
また、店頭のお買い得品を見てからメニューを決める人も。
『スーパー行って、その日に安い材料で決めてる』
『スーパー行って決める。今日はキャベツ安い! ってなれば、回鍋肉とかロールキャベツとか』
毎日のように買い物に出られる環境であれば、その日の気分や目玉商品を使った献立を考えることもできそうです。筆者の友人には「午後の料理番組を見て、それと同じものが作れるように夕方に買い物に行く」と話す人もいます。それも”考える労力”を省く、効率的なやり方ですよね。
作る気力もわかないという日であれば、その日の買い物は食材ではなく「お惣菜を1品加える」「お刺身を買ってくる」などで切り抜けてはどうでしょう。
今ある食材で適当に
コメントをくれたママたちの中には、料理が得意なママ、食事作りが苦にならないママもいるようです。
『あるもので適当に。家庭科で習った、赤、黄、緑の食品群から食材を選び、適当に火を通して味つけ』
『冷蔵庫にあるもので決める』
『冷蔵庫に何があったかなーって仕事中に考える。材料が足りなさそうならスーパーに寄る』
『冷蔵庫の中身を見てフィーリングで』
料理が得意なママは、冷蔵庫にあるものでパパっと献立が決められます。「昨日は魚料理だったから、今日は肉料理にしよう」などということも、自然と考えられるのでしょう。けれどそこに至るまでには、ある程度の経験を重ね、自分の中のレパートリーを増やしておかなければなりません。
レシピ検索・料理本・テレビ番組も参考に
そんな料理のレパートリーを増やしたいときに、心強い味方になるのが“レシピ検索”です。
『夕飯を作る1時間くらい前に、冷蔵庫の中身を見てレシピ検索をかける』
『余裕があるときはレシピ検索をして、新しいものを作ってみたりする』
『買い物に行った日と料理本を読んだあとの食卓は素敵になる』
食材名やメニュー名を入力しただけで詳細なレシピが表示される便利なアプリは、献立決めに困ったときの救世主です。また料理の専門家が、材料や作り方を丁寧に説明した動画サイトや料理本も役立ちます。何も思いつかない! という日には、頭をフル回転させて自己解決を目指すのではなく、プロの知恵を借りてみてはいかがでしょうか。
投稿者さんのように、毎日の食事作りを億劫に感じるママは珍しくありません。「料理が苦手」と引け目に感じるのではなく、“レシピ検索”や”家族の協力”を得て、少しずつレパートリーを増やしてみてはどうでしょう。まずは簡単なレシピから。そんなちょっとした工夫や経験の積み重ねで、きっと日々の負担は軽減されていきますよ!
文・すずらん 編集・千永美 イラスト・Ponko
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