＜夫婦の分岐点＞「手術が必要です」体調不良の私に向かって旦那が「仕事に穴開けるな」【中編まんが】

前回からの続き。今から20年前、義両親が相次いで亡くなり、旦那の地元で家業の酒屋を継ぐことになりました。慣れない土地での仕事に四苦八苦するなか、同時に夫婦関係が少しずつ悪くなっていきました。子どもたちが大学に進学したため離婚を考えるも、私は自身の身体の不調もあって、なかなか踏み切れない日々を送っていました。

私の身体のことよりも、商売のことを真っ先に心配する旦那に、ほとほと愛想が尽きたある日。トイレで出血した私は「これはやばい……！」と直感的に思いました。店の準備が忙しい時間だけれど……。

期待していたわけではありませんが、ここまで冷たい人だとは思いませんでした。旦那は私を救急の入り口で降ろし、サッサと店へと戻って行ったのです。

後編へ続く。
脚本・rollingdell　作画・わたなべこ　編集・Natsu

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