<起きられないタイプ>朝が劇的に弱いわが子。起こすべきか放っておくべきかと悩む親への妙案とは!?
目覚まし時計の音が鳴り響いても起きないわが子。このまま放っておけばずっと眠り続けそうですが、親として遅刻は避けたいですよね。ドア越しに声をかけても反応がないのは毎朝のことで、部屋に入って掛け布団をめくったり体を揺すったり両腕を引っ張ってみたりして、なんとかわが子の目を覚まそうと格闘する親御さんもいるのではないでしょうか。幼いころは体重が軽かったのに中高生にもなると大人並みの体格になって、起こすこちらは一苦労。朝から疲れてしまいますよね。
投稿を寄せてくれたママも、なかなか起きない中2のお子さんへの対応方法に悩んでいるようです。
『朝、子どもを起こす? それとも自分で起きるまで放置? 学年も教えてください。うちは中2で起こしているけど、そろそろ放置しようかと思っています』
みなさんのお子さんはどうですか?
自分で起きる
年齢にかかわらず自分で起きてくるお子さんはたくさんおり、なかには家族のなかで最も早く起床する子もいるそうです。
『今まで起こしたことがない。目覚まし時計なしで6時には起きてくるよ』
『新1年生、勝手に朝早く起きている。早すぎて付き合いきれない。習い事の宿題をやってアニメを見ている』
『勝手に起きてくれるよ。親より早い。中3、中2』
『たしか小1までは毎日起こしていたと思うけど、あとはだいたい6時半前後に起きてくるようになった』
「今までに起こしたことがない」とか「子どもが勝手に早起きする」といったコメントもありました。お子さんに「なぜ早起きできるの?」とたずねても、おそらく本人はわかりませんよね。逆に「子どもがなかなか起きない……」と嘆いているママたちのなかには、「遠出する日には早起きできる」などとグチをこぼす人もいるかもしれません。好きなことが待っていたら早朝でもスパッと目が覚めるのであれば、お気に入りのアニメを見てもよい、友だちとLINEをしてもよい、マンガを読んでもよいなど「何か楽しみを用意しよう!」とお子さんに提案するのも一つの案になります。勝手に早起きするかもしれませんよ。
起きない子どもへの対策!
すんなり起きられる子がいる一方で、なかなか起きない子もいますよね。かつては悩んでいたママたちが試して成功した方法をご紹介します。
『高校生の娘。あまりに寝坊が多いから爆音の目覚まし時計を購入。私の部屋に置いているから、鳴ったら娘が止めない限り鳴り止まない』
『中学1年の途中からは放置することにした。親が起こしてくれるという甘えが見えたから。今は自分で起きてくるようになったよ』
『カーテンが自動開閉だから眩しくて起きるよ』
太陽の光を浴びれば、お子さんは眩しがって起きるかもしれません。自動開閉するカーテンは工事が必要なタイプもあれば、現在使用しているカーテンに自分で器具を取り付ける簡易タイプもあるようです。また、止めるまで爆音が鳴り響いたり強い光を発したりする目覚まし時計も商品化されています。お子さんのタイプに適したグッズに出会えるまで、いろいろと試してみる価値はありそうです。
一方でグッズに頼らない成功談も寄せられています。お子さんの「甘え」を見抜いて起こさないことを貫いた結果、一人で起きてくるようになったとのこと。わが子がある日突然、それまで手ぬるかった習慣をあえて困難なほうへ自発的にかえるとは考えにくいですよね。わが子に予定の起床時間に一人で起きてほしいと変化を望むなら、親側もときに心を鬼にして向き合う必要があると言えそうです。
きょうだいなのに起き方が異なる!?
同じきょうだいでも、一人でサッと起きる子もいれば起こされてもなかなか目覚めないタイプの子もいるようです。
『娘は高校3年生までほぼ毎朝起こしていました。大学生になって一人暮らしをしてからは自分で起きているようです。逆に息子は小学生のころから自分で起きてきます。光や音に敏感なので新聞配達のバイクで目が覚めるようです』
『赤ちゃんのころから長時間眠る“ロングスリーパー”の長男は、起こしても起こしてもなかなか起きない……。甘いとは分かっていても起こしてあげている。国立大学を目指して夜中まで勉強しているのを知っているし。でもこんなんで大丈夫かな……(汗)。次男は声をかけるだけですぐ起きてくる』
『高3の息子だけ何回も何回も起こす。中3と中1の娘たちはちゃんと起きてくる』
同じきょうだいでも性格や得手不得手なことが異なるのと同様に、起き方もそれぞれであることは珍しくないようです。年齢や性別などによる規則性もとくには見当たらず、個人の性質が大きな比重を占めているのかもしれません。また、受験勉強などで遅くまで勉強していると睡眠不足になって起床が困難になることもあるとのコメントも寄せられており、環境も大きな要因になっていると考えられます。ならば今後、環境がかわれば生活習慣を改められる可能性もあると期待できますよね。実際に一人暮らしを始めたら起きられるようになったお子さんの体験談が届いているのは心強いと言えそうです。
お子さんがなかなか起床できないのは、寝不足だったり甘えだったり生まれながらの性質だったりするほかさまざまな要因が考えられます。起きられない原因が何であるのかをじっくり見極めてみたら、解決策が見つかるかもしれません。
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