<思春期の洗濯物>「私の物とパパの物を一緒に洗濯しないで!」娘の発言に、どう対応する?
「私の物を、パパの洗濯物と一緒に洗わないで!」と、娘が言ってきた……。思春期”あるある”エピソードのひとつですね。パパを異性として意識するようになったのか、はたまたパパの加齢臭が強くなってきたのか? はっきりした理由はわかりませんが、「生理的に無理」となってしまう子もいるようです。
「一緒に洗濯されたくない」ママにも、その気持ちはわかる?
ママスタコミュニティに、「もし年頃の娘さんがこう言い出したら、どうする?」という質問がありました。世間にはまだ小さな娘さんを前に「こんなにかわいい子が、いつか『パパ、臭い』とか言い出すのかな」「『洗濯物を一緒にしないで』と言われたら、ショックだよなぁ」などと、せつない想像を広げているパパもいそうです。
集まったコメントを見てみると、「私もその気持ちはわかる」という声がちらほらあります。
『私も自分の洗濯物は別。人の物と一緒に洗うのがイヤだから、気持ちはわかる』
『私の衣類はダンナと別に洗濯しているから(大好きだけど)、気持ちはちょっとわかる』
大好きだけど、洗濯物は一緒にしたくない。いったいどんな心理なのか、気になりますね。理由はやはり、匂いでしょうか?
『私も異性の物と一緒に洗濯してほしくない時期があった。小学5年生がピークだった』
パパ限定というわけでなく、異性の物と一緒にされたくない場合もありました。娘さんに兄弟がいる家庭なら、かなりの割合の洗濯物がNGになりそうです。
『うちも息子の物とは「一緒に洗わないで」と言われている(笑)。たしかにどんな洗剤と柔軟剤を使って洗っても、臭い……』
こちらの”息子”も、おそらく娘さんの兄弟ですね。もともと体臭が強かったり、部活などの激しい運動で匂いがきつくなってしまっているのかもしれません。
パパが大好きな子は、そんなことを言わない?「叱る」という声も
しかし「一緒にされたくない」声は、この投稿内では少数派。「うちの娘は言わない」というコメントも多く寄せられました。
『中学・高校・大学の三姉妹だけど、パパ大好きだよ。聞いたことがない』
パパとの関係が良好な女の子は、そうしたことを言い出さないのでしょうか? 先ほどのコメントに「好き嫌いと洗濯物の話は、別」とあったので一概には言えませんが、傾向があるのはたしかなようです。
『今中学3年生だけど、言わないよ。めちゃくちゃファザコンで、「パパは加齢臭がないから大丈夫」と言っている(笑)。もう少ししたら、弟の洗濯物のほうをイヤがりそう』
加齢臭もしない、素敵なパパ。娘さんの目には、そう映っているようです。今のパパたちは、大なり小なり身だしなみに気を使っているのでは? 清潔感をマナーとして意識しているパパもいるでしょうし、何より「娘に嫌われたくない!」と頑張っているのかもしれません。
もしそんなことを言うようなら、「娘を叱る」というママもいました。
『自分の父親を汚いモノ扱いしたら、許さん』
『その発言が出たら、家を出てもらうかな』
かなり厳しいニュアンスのコメントばかりです。
『どれだけわがままな育て方をしたらそうなるのか。父親がいてこその暮らしってことがわからないのかと、怒るよ』
大切な家族の一員であるパパを、さげすむような発言は許さない、ということですね。
今回はもしもの話ですが、「私の物を、パパの洗濯物と一緒に洗わないで!」の発言は、たしかにわがまま以外の何物でもありません。それを叱りたくなるママがいるのも、十分に理解できます。
ただ「言いたい気持ちはわかる」というママもいるように、こうした発言は成長過程のひとつと考えられなくもありません。パパを父親としてだけでなく、大人の異性として感じるようになったから。つまり親離れの一環と考えれば、そこまで目くじらを立てなくてもよい気がしますが……どうでしょう?
「文句があるなら、自分でどうぞ」自立する一歩にもなるかも
この質問に対するコメントで圧倒的に多かったのは、こうした回答です。
『しない。「だったら自分で洗え」と言う』
洗濯を2回に分けてする面倒を考えると、これが一番合理的です。
『ある程度気持ちを聞いて、話し合うかな。「友達が言っていたから、私も」なら説教するけど、「鼻がよすぎて移り香がダメ」とか(私がそうだった)なら、”自分で洗濯”という提案をする』
実際にこうした発言をきっかけに、自分の分は自分でやるようになったという体験談も散見しました。
『うちは小学校高学年から自分で好きに洗わせ、洋服や寝具類の管理をさせている。それぞれ好きな柔軟剤、干し方やアイロンのかけ方が違っておもしろいよ』
小学校高学年であれば、もう十分に洗濯ができる年頃です。「娘にはこだわりの洗剤と柔軟剤があるから、自分でやっている」というコメントもありました。
そもそも全員が別々に洗濯している家庭もあるようです。まだ幼い子の場合は「取り込むまでは私がやり、たたむのは本人にさせている」というママも。自立心が育まれそうですね。
また、こんなアイデアもありました。
『「ネットに入れておけば、それで洗ってあげるよ」と、提案する』
娘さんの物がパパの洗濯物と触れ合わなくなる、ということですね。
『「洗濯機が同じなら、別々に洗う意味はない。本気なら自分専用の洗濯機を買って、自分で洗濯しなさい」と言う。以前知人から「洗濯槽が同じなら、別々に洗っても意味がないよね」と言われ、納得したので』
どこまで洗濯物を別々にすれば満足できるのか? これは考え方次第ですよね。洗濯ネットもそうですが、「こうすればOK」と本人が納得できれば、それでよしというわけです。
そして少なくなかったのが、こうした意見です。
『「別にしておくねー」と言いながら、一緒に洗濯しとくかな』
洗剤を入れて、洗濯機をピッと押すだけ。娘さんが洗濯をそれだけのものと考えているのなら、大間違いです。面倒なことを複数回やってあげるほど、ママは暇ではないのです。
お年頃の娘さんだけでなく、小さな娘さんがいる家庭も。いつか来るかもしれないその日に備え、自分ならどう対応するかを想像してみてはいかがでしょう?
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