<反抗期の小さな悩み>【後編】もはや実力行使しかない?弁当箱を出さない子どもに出す交換条件
前回からの続き。どれだけ口を酸っぱくして言い続けても、持ち帰ったお弁当箱を台所の流しに出してくれないわが子に頭を抱えている投稿者さん。普段の食事のときから自分が使った食器を片づけることすらしないので、どうすればいいかと思い悩んでいるそうです。
小さい頃からのしつけや育て方の問題では? という声も寄せられていましたが、どれだけママや周囲が頑張っても子どもの性格によっては、改善は難しいかもしれないという考えも寄せられました。
ここからは、同じような状況になった場合の具体的な対策案をママたちの声から集めてみました。ぜひ参考にしてみてください。
徹底抗戦の構え!「お弁当箱と夕飯」を交換条件にする
『お弁当箱と引き換えに夕食を出すようにするとか』
『お弁当箱と夕飯を引換にしたらいい。お弁当箱を流しに出さないと夕飯が食べられない方式』
お弁当箱を出してくれたことが確認できたら夕飯を食卓に並べる、「引き換え方式」のアイデア。どれほど口で言っても聞く耳を持ってくれないのなら、これぐらい徹底抗戦の構えを見せることもありかもしれませんね。
投稿者さんのお子さんの場合、お弁当箱を自室やリビングに出して放置していることもあるようですので、ルール決めの際、「流しに出してくれたら」にするとよさそうです。
出さないのであれば実力行使!ママが取りに行く
『うちの息子も出さないね。だから私が直接取りにいっちゃう』
『「勝手にバッグを開けて出していいなら毎日こっちでやるけど」って言ってみるといいよ。慌てて出すようになるんじゃないかな』
中高生の子どもともなると、自分以外の人が勝手にバッグを開けてなかを見るのは、想像もしたくないかもしれませんよね。その心理を逆手に取って、「言ってもお弁当箱を出さないなら勝手にカバン開けて取りますよ」と迫ってみてはいかがでしょう。
「構わない」というのであればそれもラッキーかもしれませんね。遠慮なく部屋に入るもよし、勝手にカバンを開けるもよし、ママの好きなタイミングでお弁当箱を回収してしまいましょう。
ママたちから寄せられたさまざまな選択肢、どれにする?
『私ならお弁当箱を出さないなら、もう作らないって言うよ』
いくら言っても、お願いしても子どもが聞き入れてくれないのであれば、お弁当を作らない選択もありかもしれません。しかし何も食べさせないわけにはいきませんので、そこは創意工夫が求められそうです。
ではどのような工夫をすればいいのか。ママたちの声を見てみましょう。
お弁当箱を出さないならお昼代は自分の小遣いで
『うちは自分でお弁当箱を洗わないなら、お弁当は作らないってルール。出さなかったり洗わなかったりしたときは、お昼代は子どものお小遣いから出してもらっている。そのせいかほぼちゃんと洗ってくれているよ』
お弁当を作る代わりにお昼代を子どもに渡せばひとまず問題は解決するかもしれません。しかしそれではお子さんは学習しないままになってしまいそうですよね。そこでお弁当箱を出さなかった翌日のお弁当は作らないことにし、その日のお昼代は子ども自身のお小遣いから出すシステムにしてもいいかもしれません。
問題をもとから断つ!お弁当箱を使わない方式
『お弁当箱を使わない方式にする。唐揚げとかのおかず入りおにぎりにしたら? そうすればラップを捨てるだけで済むからストレスも減るよ』
お弁当のおかずが入った大きなおにぎりを持たせる。これもなかなか素晴らしいアイデアですね。お弁当箱があるからママのストレスが半端なく溜まってしまう。それならお弁当箱を使わないスタイルにすればいいんですよね。目からウロコの発想です。
お弁当箱に関してママはノータッチで
『お弁当箱を出さないなら、投稿者さんはお弁当のおかずだけ作ればいいよ。あとは子どもに自分でやらせればいい。お弁当箱を洗って、ご飯とおかずを詰めて貰う』
お弁当の中身はママが作るので、お弁当箱の管理はお子さんに丸投げしてしまう。これもよさそうなアイデアですね。もしかすると、お子さんは面倒くさがって「だったらお弁当はいらない」というかもしれません。そこでさきほど登場した「それならお昼代は自己負担ね」のカードを切ってみてはいかがでしょう。
ママからの反撃は話し合いのあとで
ママのお願いを聞き入れてくれない時点で、親子で話し合いの場をもつことは難しいかもしれません。しかし一方的なルールを提案し、決行してしまうと親子関係に悪い影響を与える可能性があります。
ここはママが一歩引いて、お子さんの意思確認や、どうしたいのか、どうして欲しいのかを確認してみてはいかがでしょう。その結果を確認してから行動に移すのでも遅くはないと思います。
なぜ毎日お弁当箱を流しに出してくれないと困るのかや、流しに出してくれるとどう助かるのかをわかりやすい言葉でお子さんに伝えてみてはいかがでしょう。具体的に説明されることで、お子さんも納得してくれるかもしれませんよね。
毎日のことですのでママも疲れていると思いますが、もう一踏ん張りして、問題解決を目指してみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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- 弁当箱、流しに出さない息子