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<新小学1年生>【前編】恥ずかしがり屋のわが子が小学校生活をうまくやっていけるか心配

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人前で話したり発表したりすることが得意な人もいれば、苦手な人もいますよね。性格だから仕方ないと割り切れればいいのですが、わが子のこととなるとなかなかそうもいかないものです。

今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、新1年生になるわが子が恥ずかしがり屋すぎて、学校生活が不安でならないママからのものでした。

『新1年生になる下の子が控えめな子というか恥ずかしがり屋で学校生活が不安です。

上の子は活発で社交的ですが、下の子は正反対な性格。授業中に手をあげることもないだろうし、先生に指名されてもモジモジしながら答えると思うんです。最悪泣き出してしまうのではと想像すると心配でたまりません。

このようなタイプの子どもにはどのようなフォローをすればいいですか?』

上のお子さんは活発で積極的なタイプ。そのせいか控えめな下のお子さんの学校生活が心配でならない投稿者さん。同じきょうだいでも性格がまったく違うケースはよくあることですよね。

しかしあまりにもタイプが違いすぎると、どのようにフォローすればいいかママ自身わからなくて困ることもあるでしょう。

恥ずかしがり屋で控えめな子どもが、学校生活をうまく乗り切るためにママはどのようなフォローをすればいいのか。先輩ママたちの声を見てみました。

「うちの子も恥ずかしがり屋」共感の声

『うちの子も同じタイプ。心配だよね』

『うちの子も自ら発表することはなかった。言いたいことが言えずに困ることもたくさんあったみたい。性格だから仕方ないのかな。損な性格だよね』

投稿者さんと同じく、わが子が控えめで恥ずかしがり屋な性格なため、学校生活が心配だというママは意外に多いのかもしれませんね。小学生になると、どうしても人前で話すことや発表する機会が増えるので、わが子が問題なく対応できるのか不安でたまらない気持ちもわかるような気がします。

ムリにフォローしなくてもいい

『フォローなんてしなくても少しずつ順応していくと思うよ。親は見守るのみ』

『大丈夫、慣れるから。発表は苦手なままかもしれないけど、それでもやれるようになるよ』

『見守るほうがいいと思う。本人がムリって言っているときに、「もっと積極的に」とか「モジモジしない!」とか「はっきり、大きい声で!」みたいなことは絶対やめた方がいいよ』

投稿者さんの不安な気持ちに対し、ママたちからはムリにフォローはしなくてもいいという声がたくさん寄せられました。そして同じくたくさん寄せられたのは、見守ることが大切だという意見でした。

はがゆいけれど、見守ることも大事

『ウチも同じタイプ。小学校生活で友だちができれば性格も少しは変わると思うよ。だからとりあえず見守ろう』

『発表なんてしなくても授業が理解できているのなら問題ないよ。先生も「この子はこういうタイプ」ってわかるだろうから、頃合いを見て発表する機会や雰囲気を作ってくれるしそれで少しずつ慣れていく。6年間泣く子なんていないから大丈夫だよ』

子どもが困っているかもしれないと考えると、なんとかしてやりたいと考えることは親心。「もしかして泣いているかも」なんて考えてしまうと、ママはいてもたってもいられなくなるかもしれません。しかし子どもの成長とともに子育ての仕方は変化していくんですよね。

歩きはじめたわが子が転ばないようにあの手この手と工夫をする時期がすぎれば、転ぶかもしれないけれど見守る時期がやってきますよね。転ばないと転んだら痛いことがわかりませんし、転ばないようにうまく歩く工夫を自分で考えてもらわないといけません。

同じように、お子さんがさまざまなシーンに直面し、自分で考えて切り抜けていく姿を見守ること。それが今のママにもお子さんにも必要なことではないかとママたちは話しています。見守るだけでいることは、とてもはがゆいし落ち着かないかもしれません。しかし子どもの成長には必要不可欠なんですよね。

見守る・話を聞く。子どもへの心のケア・フォローを優先しよう

新たな生活のなかで、子どもたちは一生懸命毎日をすごし、変化する日常に対応していこうとしているのではないでしょうか。もしそうであれば、ムリに先回りして積極的に人前で発言ができるようにと、ママがフォローする必要もないのかもしれませんよね。

ただ、新たな生活に慣れる速度は人それぞれですから、ママの目から見ると不安で一杯になる可能性もあります。もしかしたらずっと慣れない・変化しないままの可能性もあるでしょう。

そんなときこそママの出番! 子どもの話を聞いてあげたり、元気づけてあげたりと、心のフォローをしてあげてはいかがでしょうか。子どもにとっても、いつもママが見守り話を聞いてくれることは、安心感につながるのではないでしょうか。

新1年生の生活も、はじまったばかりならママはしばらく見守りながら、お子さんの様子をうかがってみてはいかがでしょう。少し様子を見た上で、どのようなフォローがわが子に必要なのかを考えてみても遅くはないと思いますよ。

後編へ続く。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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