<産後の嫁姑問題>里帰り出産が叶わず。義実家でお世話になることに!【第3話まんが:嫁の気持ち】
前回からの続き。今から1年半ほど前のことです。私ははじめての妊娠で不安ななかにいました。
私(カナコ):「うん……。そうなの。こっちで産むことにした。いろいろ心配かけてごめんね。また落ち着いたら会いに行くね」
そう言って私は電話を切りました。相手は遠方に住む実母です。今回、ギリギリまで里帰り出産をするかどうか迷っていましたが、実家には高齢の祖母が同居しているため、感染症を恐れ、なくなく断念しました。
お義母さんとの仲は良好です。適度な距離を保ってくれるし、つかず離れずの関係でいままでやってくれていました。一カ月も義実家にいるのか……。いろいろ気を使いそうだけれど、産後ほとんど夫がいない状況でひとりでいるよりは、義実家にいた方が精神的にも楽かもしれない。そう思った私はセイジの申し出を承諾しました。お義母さんも「産後の肥立ちって言うものね。こちらは大丈夫よ」と優しくほほ笑んでくれました。
義母:「自分の家だと思ってくつろいでね。私はいまどきの育児についてはあまり知識がないのよ。昔の経験からあれこれ口を出してしまってもカナコさんもいい気はしないと思うから、身の回りのことは私に任せて、カナコさんは育児にだけ専念してね。でもなにかあれば遠慮なく言ってね」
カナコ:「ありがとうございます」
義母の言葉はありがたかったです。
義父:「お~ちっちゃくて可愛いな~。セイジの赤ちゃんのころにそっくりだ」
義母:「ね。寝顔なんかそっくり。でも全体的に整った顔立ちはカナコさんに似ているわね」
セイジ:「あ~カワイイな~。カナコ、頑張ってくれてありがとうな」
義実家では息子が誕生したことで、みんなとても喜んでいます。嬉しそうな義両親の顔を見ていると、私も幸せな気持ちになり、これからの一カ月の生活も頑張ろう! と思えたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃