<大人の対応に限界>なぜかいつも喋りかけてくる、よその子ども。疲れるけれどどうすればいい?
わが子のお迎えにいったはずが、気がつけばよその子に喋りかけられて延々と相手をさせられている。そのような経験はありませんか?
お喋りが好きなのか、誰かに相手をしてもらいたいのか、子どもの本心はわかりませんが、いつもお喋りの相手をさせられるとなれば、少し困ってしまうのかもしれません。
『子どもの送迎で保育園へ行くと、毎回喋りかけてくる子がいます。喋りかけてくれる分に問題はないんですが、話の内容がとにかく自慢話ばかり。保育園へ行くたびで疲れてしまいました。お友だちと遊んでいるのをやめてわざわざ喋りかけてくることもあります。
うっかり相手をすると聞いた話を他の保護者に話してまわり、またたく間に保護者全員が知ることになってしまうこともあり、保護者の何人かは戸惑っているようです。皆さんは喋りかけてくる子にどのように対処しますか? 相手のお母さんにこのことを伝えますか?』
子ども同士ではなく大人にかまって欲しい、大人とお喋りがしたいお子さん、ときどき見かけますよね。今回はお子さんが通う保育所の話ですが、習い事などでも話しかけてくる子がいて困っているという声も筆者はよく耳にします。
少しぐらいなら相手をしてもいいけれど、毎回となれば気持ちも疲れてしまうのかもしれません。みなさんは、会うたびに喋りかけてくる子どもへどのような対処をしますか?
意外に多い、喋りかけてくる子
『いるよね、そういう子』
『めちゃくちゃ共感します。うちも一時期、息子を迎えに行くと毎回同じ内容で話しかけてくる上級生の女の子がいました。ちょっと面倒くさかったです』
子どもが好き、嫌いを問わず、毎回喋りかけられると、時には「面倒だな」と思ってしまう気持ちもわからなくはないですよね。しかも小さな子の話す内容ですから、なかには夢物語のような話を延々と繰り広げられることもあるかもしれません。
無視するわけにもいかないと考えるママもいるでしょうし、相手をしているうちに、次第に苦痛に思ってしまうことも仕方ないのかもしれませんね。
喋りかけられても気にならないママもいる
『喋りかけてくるなんて可愛いと思うけどな~』
『そこまで困ることでもないかな』
『そういう子はけっこういるし、それほど困ることでもないのでは?』
投稿者さんは喋りかけてくる子に困っているようですが、「あるある」として受け流せるという声もありました。困る・困らないではなく、ママたちからは「よくあること」のように語られています。そう考えると、気にせずうまく対応するママもいるようです。
喋りかけてくる子にどう対処する?
『私はスルーできないから、相手はするけど右から左って感じで話なんて聞いていない。適当に相槌を打って終わり。だから話の内容なんて覚えていない』
『しつこいなら適当にスルーして、子ども側に期待をさせないことだよね』
どのように対処すればいいかについてママたちの声を見たところ、喋りかけられても上手にかわす方法が寄せられていました。
あまり相手にしない
『私ならその子が何か話しかけてきてもあまり相手にしないかな。その状態を続ければ、そのうち何も話しかけてこなくなるよ』
『私は負担に感じるときは、無視していた』
一生懸命話しかけてくれても、聞かされる側が負担となっている状態。子どもだからとはいえ、相手をし続けることはしんどいですよね。心を鬼にしてでも、喋りかけられても相手にしない選択をしたママたちもいました。
相手のお子さんやママとの関係性次第では、スルーではなく相槌などで適当にかわすなどもあるかもしれません。しかしなかなかわかってもらえない場合は、わかりやすく態度で示す方法もありなのかもしれませんね。喋りかけても反応が薄ければ、子ども側も諦めざるをえないでしょう。
視線を合わさず適当に相槌を打つ
『「へー、そうなんだー」って言いながら、目線を合わせないようにして避けてみるといいかも』
『「そうなんだ、すごいね!」とか言ってかわしている』
『低い声で「へーそーなんだー」とか言って話を広げないようにし、視線を合わせないようにしている』
とにかく適当な相槌をするママも目立ちました。適当な相槌をするときは、相手の子どもの目をみないというポイントも寄せられています。相手のお子さんも、ただ喋りたいだけの可能性もありますので、面と向かってしっかり聞く必要はないのかもしれません。
相手のお子さんには少し気の毒かもしれませんが、ストレスになるほどであれば、真正面から相手にしないことがママの心の平穏にもつながるのでしょう。
かわしながら諭すという声も
『「へー。それ、自分のママに言いな~」と、視線を送らず、感情を込めず言う』
『毎回来る子がいるけど「そうなのー、すごいねー、教室戻りな」って話している。教室飛び出すとかだと先生がいちいち大変だよね』
子どもにとっては自分の話を聞いてくれる「○○ちゃん(くん)のママ」かもしれません。しかし聞かされる方が大変な状態であれば、子どもに「どうするべきなのか」を諭す方法もありかもしれませんね。視線を外しながら言う、少し低めの声で言うなどすれば、子どもにもしっかり伝わるかもしれません。
子どもの気持ちに配慮して大人がうまく距離を取ってあげよう
わが子のお迎えに行くと毎回喋りかけてくる子が居て困っていると話す投稿者さん。対応策としては「相手にしない」ことや「うまくかわす」などといった声が目立ちました。ただあまりダイレクトに不機嫌さを見せたり、完全に無視をしてしまったりすると、喋りかけてきているお子さんを傷つけてしまう可能性もあります。
たとえば「今は時間がないからごめんね」とか、「お友だちが待っているから戻ってあげないと」などと言ってかわしてみるのはいかがでしょう。自分のお子さんに「早く帰ろう」と促してその場を早めに離れてもいいかもしれませんね。
それでもお喋りが続くようであれば、一度保育士の先生に相談をしてみてもいいかもしれません。すぐに改善されるかどうかはわかりませんが、相談することで先生方もなんらかの対応をしてくれるのではないでしょうか。
相手のお子さんも悪気があるわけではないでしょう。だからこそ、お互いが嫌な気持ちにならないような形で、大人が上手に距離をとってあげるといいかもしれませんね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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