<義母の悩み>嫁にばかり連絡する義母「納得がいかない」嫁の本音トーク【前編まんが:長女の気持ち】
私は60代後半で、3人の子どもたちには孫もでき、楽しく暮らしています。久しぶりに実家に子どもたちが帰省してきました。
長女:「あれ、お兄ちゃん一家は帰省していないの?」
私:「子どもたちの少年野球の練習があって、今回は来れないんですって」
次女:「男の子3人だもんね。大変そう~」
長女:「いちいち気を遣うし。本当はいらないものでも「いらないです!」とはなかなか言えないじゃない? つい「ありがとうございます~」って言っちゃうんだよね」
私が子育てをしている頃は携帯電話がまだ一般的ではなく、義父母からの連絡はおもに家の電話でした。当然、家にいる時間が長い私が受けることが多かったのですが、今のパパママ世代は感覚が違うようです。
長女:「それがさ、夫がちゃんと私に確認してくれればいいんだけど……。たまに夫と義母が電話で話すと、勝手にいらないものをもらったり、義実家に行く約束をしちゃったりするんだよね。それはそれでイラつくわけよ」
次女:「うわ、それ最悪」
長女:「結局、私が電話を受けるのが最善のような気もするんだけど。なんか、嫁にモノを押し付けて「ありがとうございます!」って言わせたいのかな~と思うときもあって」
長女:「そう、たしかにいろいろモノをくれるのはありがたいのよ。でもさ、夫が受け取ったときにお礼を言っているのにも関わらず、必ず嫁からもお礼の連絡をしないといけないという空気があるのはナゼ? 例えば、お母さんから私が何か受け取ったとして、わざわざウチの夫からお礼の連絡がなくても、お母さんはなんとも思わないでしょ?」
私:「まあ、そうね……」
気遣いをしているからこそ本音が言えなかったり、お義母さんや親戚の目が気になってしまったりしてお付き合いに疲れてしまうのでしょう。
私たちの頃はそれが「嫁の務め」でしたし、そもそも「家の中のこと」は女同士が連絡するのが当たり前でした。向こうのお義母さんも、きっとそんな感覚なのでしょう。まさか娘たちが「義母からの連絡」をプレッシャーに感じているとは思ってもいなかった私は、目からウロコでした。
中編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・べるこ 編集・秋澄乃