<びっくり!>お隣のおばあさんは認知症!?ご近所トラブルはイヤだけど、報告すべき?【後編まんが】
前回からの続き。私は都内の戸建てに住む35歳の主婦です。旦那と小学5年生の息子との3人暮らし。引っ越してきて4年が経ちます。お隣の大井さん一家とは挨拶だけを交わすくらいの仲です。あるときお隣のおばあさんが道端で草花を食べているのを目撃してしまいました。以前とは違う雰囲気に戸惑い、私はおばあさんのことが気にかかる日々です。
「大井さん」声をかけても今回も無反応。「絶対におかしい」そう確信しました。でもお隣のご夫婦になんて伝えればいいのかわかりません。
お隣のご夫婦とは気軽にお話しできるほどの関係ではないし、もし失礼にあたれば、ご近所トラブルにもなりかねません。もう以前のようなご近所トラブルはまっぴらです。考えた末、私はお隣さんのポストに手紙を投函することにしました。
差し出がましいかもしれないとは思いましたが、おばあさんの様子に不安を覚えた私は、いてもたってもいられませんでした。その後、お隣の奥さんは在宅勤務にしたのか、ずっと家にいる様子。同時におばあさんを外で見かけることはなくなりました。「奥さんがおばあさんのお世話をしているのかな?」なんて思っていました。
数ヶ月後、奥さんと玄関先で遭遇します。私は思い切って声を掛けてみることにしました。すると「施設に入ることになったんです」と教えてくれました。
「あのお知らせがなかったら、私も在宅に切り替えてまで面倒みようと思いませんでしたし、何か事故や事件に巻き込まれていたかもしれないと思うとゾッとします。本当にありがとうございました」
奥さんに頭を下げられ恐縮してしまいます。同時に、お手紙を投函してよかったなと思いました。
今回はたまたま私の手紙が役に立ちましたが、ご近所付き合いは難しいことも多いです。今後もきっと判断に迷うこともあるでしょう。ムリに仲良くする必要はないとは思いますが、うまく距離感を保ちながら、何かあったときには、やはり気にかけあえる存在だといいな……とも思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ゆずぽん 編集・荻野実紀子