前回からの続き。5年くらい前の話です。仕事復帰のため、私は息子のリョウタを1歳から保育園へ預けることを決めました。しかしずっと専業主婦だった義母は、「子どもを預けて働くなんてありえない」と怒ったのです。もしかして義母が持つ保育園のイメージが悪いのかもしれないと思った私は、理解を得るために努力しました。

リョウタを通わせる予定の企業内保育所は、最新の設備と充実した保育内容でメディアにも何度も取り上げられています。子育て中の女性でも仕事で活躍できる環境が整っているのに……義母にはまったく伝わらなかったようです。

次の週末、仲の良い会社の同期が家に遊びにきてくれました。産後の仕事復帰の話題になると、私はつい同期に向かって愚痴をこぼしていました。わが家の大黒柱は私なのに、義母は旦那の稼ぎだけで食べていけるはずと勘違いしているのです。すると同期は……。

自分のなかにあった隠れた気持ちに気づかされました。別に妻の方が収入が高くても何の問題もないはず。夫婦がさまざまな面でフォローし合うことは当たり前だし、それは経済的な面でも同じなのかもしれない……。

義母は自分の考えを改めてくれたようです。働いている私に何も言ってこなくなり、今は快適な毎日です！
働きながら子育てをしていくなかで、これからまた状況が変わることもあるかもしれません。しかしその都度、夫婦で話し合ってベストな選択を、臨機応変にしていけたらと思います。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・rollingdell　作画・きたがわなつみ　編集・井伊テレ子

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