<相手は再婚>【後編】もし「子持ちの年上女性と結婚する」と息子が決断したら、応援できる?
前回からの続き。「もし、”子どもがいるバツイチの年上女性と結婚を決意して実子を作るつもりはない”と息子が宣言したらどうする?」と仮定の話を投げかけた投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちがいちばん注目したのは「血縁関係がない孫ができる」という点でした。結婚には反対しないけれど、血の繋がりがない孫をかわいがるのは簡単なことではないと考えたのでしょう。しかしその一方で「ぜひ孫として歓迎したい」と話す方もいました。
むしろ大歓迎!ぜひともかわいがりたい
『血のつながりにはこだわりないし、子ども好きだからかわいがると思うよ。息子が選んだ女性の子どもなら大歓迎。いきなり孫ができるなんて嬉しいじゃない』
『反対するつもりはないよ。奥さんとその子が息子の心を豊かにしてくれる家族であると信じて応援する』
「お嫁さんの子どもを孫として歓迎したい」と話すママたち。「血縁にはこだわらない」「子どもが好き」という性格上の理由もあるのかもしれませんが、おそらくその根底には「自分の大切な息子が選んだ人たちだからこそ受け入れたい」という気持ちがあるのでしょう。「その人たちがいてくれることで自分の息子が幸せな人生を歩めるのであれば、自分は相手のことを受け入れよう」と考えているのかもしれません。
想像はできないけれど……努力はする!
今は孫をかわいがる想像ができなくても、家族になる努力はすると答えたママもいました。
『かわいいと思えるかわからないけど、かわいがる努力はしたい』
『心からかわいがられるかっていったら難しいかもしれないけど……。でもお菓子をあげたり一緒に遊んだり、努力はする』
『すぐにかわいいと思えるかはわからないけど、かわいがろうとは思う』
「いきなりかわいがるのは難しいかもしれない」と考えた上で、「しかしかわいがる努力はしたい」とポジティブに話してくれたママたち。どんな人間関係でもいきなり近しい仲になるのはなかなか難しいでしょう。少しずつ時間を重ねたり相手のいろいろな面を知ることで、自然と仲が深まっていくものではないでしょうか。そのように考えると「受け入れられるように努力をする」というのはとても前向きな意見に聞こえますね。
なかなかできることではない……息子を尊敬する
「実子を諦めて相手の子どもを受け入れる決断をした息子を誇らしく思う」とのコメントも寄せられました。
『息子が自分の子どもとして愛し育てると言うならかわいがるし、息子を尊敬する』
『そこまでの覚悟のある息子を人として尊敬する。自分の子どもを諦めてまで他人の子どもを受け入れて育てるって簡単なことじゃないから、そこまでの覚悟ができるってすごいと思う』
結婚相手に子どもがいるから、その子のために自分の子どもは諦めるという行動はなかなかできることではないでしょう。「相手のことが好きだから結婚する」という単純な衝動での決断ではなく、相手の子どもの気持ちを視野に入れた未来のことまで考えているのであれば、母親として口出しすることはもう何もない……と感じているのではないでしょうか。誇らしく思える息子に育ってくれてよかったとどこか安堵感も覚えているのかもしれません。
『自分の子どもの世話もしたことないのに他人の子どもの養育ができるの? とだけは言うと思う』
『とにかく相手や子どもを幸せにする覚悟があるのか、自分も幸せになれるのか、生半可な覚悟ではできないってことだけは話す』
ただしひと言だけ釘を刺すと答えたママさんも。決意の強さを確かめるためのあえての質問なのでしょう。この質問への答え方で息子さんの結婚に対しての気持ちもわかりそうです。
幸せならそれでいい。子どもが幸せが親の幸せ
「息子が選んだ道ならばそれでいい」と優しく語るママたちも現れました。
『息子が後悔しない人生ならいい。息子が幸せならそれでいい、それが私の幸せだわ』
『息子と言えども、成人した大人でしょう? それなら息子たちの人生なんだし、親がとやかくいうことじゃないと思うんだよね』
『子どもが決めたことなら受け入れるしかないよね。子どもが一緒にいて楽しく暮らしていける人なら、性別や年齢や結婚歴問わずどんな人でもいいかな』
息子さんのことを愛しているからこそ、本人の決断を尊重すると答えたみなさん。たとえ相手がどんな人であっても、その人が息子さんを幸せにしてくれるのであれば、自分がどうこう言うことではないと考えているのでしょう。ママたちが息子さんの幸せを心の底から願っている様子がよく伝わってきます。
「自分の息子がもし子どもを連れたバツイチの女性と結婚をしたら」という仮定の話を巡って、ママたちからはさまざまな意見が寄せられました。「血縁のない子どもを突然孫として扱うのは難しいから時間をかけてゆっくりと仲良くなりたい」「息子が選んだ人たちだから受け入れる努力はしたい」「そもそも息子が選んだならどんな人生でもいい」……どの意見の根底にも、息子さんのことを大切に想う気持ちが溢れているようにも思えます。気持ちを表す方法は違えど、「子どもに幸せになってほしい」という気持ちに変わりはないのかもしれません。
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