<いつもポツン>これから始まる小学校生活が憂鬱で不安……親子ともに積極的に話しかけられない
新年度に入園・入学を予定している子どもたちのなかには、新しい場所が楽しみ! と思うお子さんがいる反面「ドキドキする。不安だ……」と感じるお子さんも少なくないですよね。
そんな不安を抱えるのは、何もお子さんだけではないようです。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、4月に小学校への入学を控えたお子さんをもつママからのお悩みです。
『就学時健康診断を終えて、このままポツンでいいのか……、と憂鬱です。同じ園の子はグループになってるのに、うちの子はポツン。私もポツン。待ち時間に話しかけられても私からは何も発することがなくて。
私がおとなしいお母さんだから、子どももおとなしい。ちゃんとお友達と仲良くなれるのだろうか。小学生になるのが不安です』
小学校入学前には「就学時健康診断」が行われますね。就学先の小学校で行われることが多いようです。投稿者さんはそんな就学時健康診断で、誰と話すでもなく1人孤独な時間を過ごしたようです。いわゆる「ポツン」を経験したということですね。これからの小学校生活、このまま「ポツン」で良いのだろうか、と悩んでいる様子がうかがえます。
悩む投稿者さんに向けてさまざまなアドバイスが届きました。
「あえて」ポツンを選んでいるママたちは
『私もポツンだけど、あえてのポツン。ママ友作らなきゃ! と積極的に声かける人もいるけど、そういう人に声かけられても「そうですね」の一言で会話が続かないようにしてる』
『私は人見知りだし、自分から話しかけるのも苦手だからポツンで平気。頑張ってママ友作ってストレスになるくらいならポツンでいいって思っちゃう』
「あえて」ポツンを選んでいる! というママたちですね。無理をしてママ友付き合いを続けるよりも、1人でいた方がずっと気楽、というママもいるのでしょう。
『とくにママ友は作ってないけど何も困ってない。新型コロナの影響で行事も少ないし、参観日も1人で見てサッと帰る。それで大丈夫だよ』
『子どもの友達の親と自分が友達になる必要は一切ない。「いつも一緒に遊んでもらってありがとうございます」。この言葉だけで6年間終了しました』
ポツンでいても何も困らなかった、という心強いコメントもありました。6年間それで乗り切ったというママもいるくらいですから、それほど深刻に悩まなくても良いのかもしれませんね。
困ったときに聞ける人がいれば1人でもいれば十分
あえてポツンではないけれど、1人くらいはママ友がいると良い、というコメントもありました。
『分からないことが聞ける人が1人いたら十分。問題ない』
『何かあったときに聞ける人が1人いたら十分だし、いないなら学校に聞けば良いだけ』
小学校も低学年のうちは、子どもが持ち帰ってくる情報だけでは足りないこともありますよね。「宿題どうなってる?」「持ち物はこれで大丈夫?」というのは定番の心配ごとかもしれません。気になるけれど、学校に問い合わせるほどの内容ではない……ということもあるでしょう。そんなときに気楽に聞ける「誰か」が1人や2人いると安心ですよね。顔見知り程度のお母さんでも頼れる人がいると、投稿者さんにとっても心強いでしょう。
気になるなら努力してみるのも1つの方法
投稿者さんは「積極的になれない」自分の性格に不甲斐なさも感じているようです。それならばと、こんなアドバイスも寄せられました。
『私は人見知りで自分から話しかけられないタイプだから、小学校では役員やって知り合い増やそうと思ってるよ。ポツンが気になったり、子ども同士の付き合いが心配なら、少し頑張ってみてもいいんじゃない?』
『私はポツンがイヤだったから、早めに役員して知り合いも増えた。知らない情報がもらえたり、助けてもらえたり。よかったと思う』
投稿者さんと同じように人見知りを自覚しつつも、役員を買って出るなど“努力”するママもいました。学校での役員や係を引き受ければ、ママ友ができることもあるかもしれません。「苦手だからやめておこう」ではなく「一歩踏み出してみる」ことで世界が広がることも期待できます。
子どもは自分で自分の世界をつくっていくから大丈夫
自分がポツンであることを気にする投稿者さん。同時にお子さんが独りぼっちである様子も気になるようです。小学校で友達関係がうまく築けるだろうか、というのも心配しています。
『うちも同じだった! 近所の保育園・幼稚園の人たちはグループができてたし、別の幼稚園に通ってたわが家は知らない人ばっかりで。入学後が心配だったけどお友達もできたし、楽しく学校通ってるよ』
『子どもは入学すれば少しずつ友達出来ていくから大丈夫』
子どもは子どものペースで自分の居場所を作っていく。ということでしょう。子どもは大人よりもずっとずっと柔らかな心と頭で新しい環境に慣れていくものですよね。意外と親の心配は杞憂に終わることも多いのかもしれません。
せっかくの新しい世界。気負わずにスタートしてみては?
『気にしなくて大丈夫だよー。ポツンな人はほかにもいるよ。気にしないで堂々としていればいい』
『「〇〇君のママですか? いつも〇〇が仲良くしてもらって、ありがとうございます」って挨拶したらそこから始まるよ。ニコニコしてれば大丈夫! 入学前の今から焦らなくていい』
積極的に話しかけることは苦手でも、すれ違いざまに挨拶を交わすことはできますよね。そこから話が始まることもあるでしょう。話しかけられれば“ニコニコと”返事をする。たったそれだけのことでも、積み重ねていけば知り合いは増えていくものです。
お子さんの入学はママにとっても新しい世界に踏み出すチャンスです。まずは気負わずにスタートしてみてはいかがでしょうか。思いもよらないところに楽しい世界、新しいママ友関係が生まれるかもしれません。これから始まる6年間が、お子さんだけでなく投稿者さんにとっても楽しい日々でありますように!
文・すずらん 編集・秋澄乃 イラスト・はなめがね
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