＜ステップファミリーへの差別＞弟家族の「決意」を知る。私の考えが間違っていた【後編まんが】

前回からの続き。弟が結婚した女性はシングルマザーで6歳になるユウキくんという息子がいました。1年後、弟とお相手のあいだに赤ちゃんが産まれたので私はクリスマスプレゼントを贈ることにしました。

しかし産まれた赤ちゃんだけにプレゼントを贈ったら、弟に「長男（ユウキくん）のことも甥として認めてほしい」と抗議されてしまったのです。ユウキくんは結婚相手の女性が元夫とのあいだにもうけた子で、私にしてみれば他人の子。プレゼントを贈ることなど考えもつかなかったのですが……。弟家族への配慮が足りなかったことに反省しました。
そしてしばらく経ったある日、近くのデパートでたまたま弟のお嫁さんと子どもたちを見かけました。

なぜか温かい感情が自分のなかに湧き上がってくるのを感じました。いままで「よその子」だと思っていたユウキくんのことを、急に親しみのある存在に思えたのです。実を言うと私と弟も8歳差のきょうだい。私は自分と弟が子どもだった頃のことを自然と思い出していました。

弟はきっと弟なりにユウキくんの「父親」として頑張っていく決意をしたのです。ユウキくんも弟のことを新しい父親と認めるまでにいろいろな葛藤があったはず。でも父親として慕い、本当の家族になってくれたのです。ユウキくんが赤ちゃんを可愛がる姿から、弟家族の絆の強さを知ることができたような気がしました。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・たろむらこわか　作画・ももいろななえ　編集・井伊テレ子
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