<お年玉どうする?>お正月に義弟の彼女が、子連れでやって来る。親戚じゃないけれどお年玉はあげる?
子どもたちの正月のお楽しみといえば、お年玉です。「今年はあそことあそこに行くから、いくらくらい貯まりそうだな」と、密かに計算している子もいるかもしれません。
ママスタコミュニティで見つけたのは、お正月の集まりに”初めまして”の子どもたちがやってくるというトピックでした。投稿者さんはその子たちにお年玉をあげるかどうかで、迷っているといいます。
ダンナは「まだ親戚じゃないから不要」と、言うけれど……
『ダンナの弟に、結婚前提でおつきあいしている彼女がいます。その彼女には小学生の子どもがふたりいて、今度のお正月の集まりにやって来るそうです。ダンナは「まだ家族になったわけじゃないから、お年玉はあげなくていいんじゃない?」と言いますが、お正月に遊びに来た子どもにあげないのはかわいそうですよね?』
結婚前提とはいえ、この先どうなるかわからない義弟さんたちの関係。その子どもたちと今後親戚になるかどうかも、微妙なようです。
投稿者さんは「義弟はうちの子たちに毎年お年玉をくれている。だから、あげたほうがいいのでは?」と考えるものの、ダンナさんは「弟はうちの子たちの叔父さんだから、くれるのは当たり前。でもオレはまだその子たちの伯父さんじゃないから、あげる必要がない」。結論が出ないそうです。
トピックにはいくつものコメントが集まってきましたが、意見は真っ二つ。それぞれに考えがあるようです。
意見は真っ二つ。お年玉をあげるのは、親戚の子限定なの?
「あげなくていい」という声は、ダンナさんの考え方を支持するものでした。
『親戚でも知り合いでもない、「初めまして」の子にはあげられない』
『すぐ結婚はしないし、別れるかもしれないであろう赤の他人の子ども。あげる必要ないでしょ』
あげない理由として多かったのが「親戚ではないから」です。こうしたコメントをくれたみなさんは、親戚以外の子にお年玉をあげた経験がないのかもしれません。
一方で「お年玉をあげるのに、親戚かどうかは関係ない」という意見もあります。
『家族じゃなくても、お正月に子どもが来ればお年玉をあげる』
『普通にあげるよね。「大切に思われているな」と、彼女さんも子どもたちも安心するのでは?』
「あげる」という回答のなかには「自分も子どものころ、親戚以外からもらうことがあった」という経験談もありました。そうした環境で育ってきたので、それが当然と考えているわけです。まさしく価値観の違いで、どちらが正解というわけではなさそうです。
ダンナさんがお年玉をあげたくない、本当の理由とは
実は投稿者のダンナさんには「まだ親戚じゃない」以外に、お年玉をあげたくないもうひとつの理由がありました。
『ダンナも義母も、義弟の結婚をあまり快く思っていないのです。彼女は飲酒も喫煙もする人。以前遊びに来たときもビールをかなり飲み、タバコも頻繁(ひんぱん)に吸っていました。それを見ていた私たちは、ちょっと引いてしまって……』
成人しているのであれば、飲酒も喫煙ももちろん自由です。ただ、彼氏の実家でも遠慮せずに振る舞う様子が、悪い印象を与えてしまったようです。
そのとき子どもたちは彼女の実家に預けられていたそうで、投稿者さんは「タバコをスパスパ吸ってはしゃいでいる彼女を見ていたら、おばあちゃんとお留守番をしている子どもたちがかわいそうに思えて。せめてお年玉でもあげたいなと、考えたのです」。投稿者さんは母親として、子どもたちの気持ちを想像してしまったようです。
コメントにも、子どもたちの気持ちを考えたママたちの声がありました。
『子どもの気持ちを考えてごらんよ。親の都合で連れて来られて、疎外感を感じながら過ごすんだよ。お年玉くらいもらってもいいと思うよね。子どもに罪はない』
『私の場合はあげた。子どもにとっては知らない人の中にいきなり連れて来られて、居心地が悪いだろうし。せめてお年玉くらいは、と思って。義弟はその後、その彼女とは別れたけど』
ダンナさんも含めた義家族は、彼女さんの印象がよくありません。でも、子どもはそれとは無関係です。子どもたちは「お正月に大人と会う=お年玉がもらえる」と、期待しているかもしれません。
『もしあげないのなら、せめてその子たちの前ではお年玉のやり取りをしない。周りがもらっていてその子たちだけもらえなかったら、かわいそう』
「やり取りを見せない」という提案の他に、「お年玉じゃなくお菓子をあげたら?」のような代替案もありました。まだお金の価値がよくわからない、幼児なら喜んでくれそうです。
これはあくまで義実家の話。ダンナさんの意見を尊重しては?
『ダンナさんが「あげない」と言っているのに、自分からあげるのは変かも。自分の実家側ならいいけど、義実家側だからね』
「もらえない子どもたちがかわいそう」など、投稿者さんにも思いはある。でも、これはあくまでダンナさんの実家の話です。「自分の弟だったらあげるけど、義実家のことならダンナに従うかな」など、ダンナさんの考えを尊重するようすすめるコメントも少なくありませんでした。どちらが正しいのかではなく、誰の気持ちに重きをおくべきかということですね。
こうしたコメントをもらった上で、投稿者さんが出した結論がこちらです。
『コメントをありがとうございました。あげる・あげないが半々なので、迷いました。先ほど義母と話をしたところ、「私があげるから、あなたたちはあげなくてもいいんじゃない?」と言われました。ダンナとは「弟だけでなく彼女からうちの子たちにお年玉をもらった場合は、こちらからもあげよう」となりました』
念のためにポチ袋を準備をして、集まりに参加するようです。ほんの気持ちであれば1,000円くらいの図書カードをあげてもよさそうですね。これまでより子どもが増える、次のお正月。遊び仲間が増えることで、投稿者のお子さんたちもより楽しく過ごせるのではないでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・なかやまねこ
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