いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<熟年離婚の記録>忘れられない旦那の浮気「12月31日、家を出る」新たなスタート【後編まんが】

前回からの続き。結婚する前、旦那は話題も豊富で、素敵なお店や場所を知っていて、「付き合う」には最高の人でした。当時若かった私は、そんな旦那の大人な魅力を素敵だと思い、結婚することに。その後、子を授かりました。年の近い三人男児育児で私は育児に追われる日々。その間、旦那は平行して浮気をしていたのです。旦那の裏切りはショックでしたが、当時専業主婦だった私に「離婚」の選択肢はなく、素直に謝罪をしてくる旦那を許し、再構築することに。

その後、子どもたちの成長に合わせて私も仕事を再開。子どもたちが高校生になり、仕事も順調。生活も穏やかに落ち着いてきた11月のある休日の昼間。私のなかでいままで我慢していた糸が「プツッ」と音を立てて切れました。まるで迷いが吹っ切れたかのように「12月31日で家を出よう」と決めた私。まずは子どもたちに話しました。旦那の女癖の悪さに気づいていた子どもたちは、口を揃えて「いいと思うよ?」と言ってくれました。

12月31日、私は家を出ます 後1

優しい子どもたちの言葉に涙が溢れてきました。旦那の浮気や女遊びが発覚して、私と旦那が言い争いをしている姿を見せてしまったこともありました。そんなとき私の涙を何度もぬぐってくれたのが子どもたちでした。「こんな親で申し訳ない……」そう思って、その負い目を払拭するように私は毎日育児を頑張ってきました。
12月31日、私は家を出ます 後2

こうして私は旦那のいないときを見計らって、子どもたちと新しい部屋の内覧に行き、子どもたちの高校から近い場所に部屋を借りました。コツコツ貯めてきた貯金で家電や生活用品を取りそろえ、旦那にバレないように自分の洋服や身の回りのものを少しずづ新しい家に移していきました。
そして12月31日の早朝、私は家を出ました。
12月31日、私は家を出ます 後3
久しぶりのひとりお正月、ゆっくりと息を吸い込むことができました。あらためて今まで旦那のことで神経をすり減らしていたんだな……と感じます。子どもたちは毎日のように顔を出してくれるし、自宅にいたときよりも心が穏やかです。
今年からは自分を大切にし、良い年にしていきたいと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・春野さくら 編集・Uemura

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

関連記事

<うちの嫁ハズレ?>同居の問題。気の強い義妹と母が衝突!私はグチを聞き続ける役?【第1話まんが】
ある日、隣町に住む母から連絡があり、実家へ行きました。 由香ちゃんは、弟の奥さん(義妹)。弟夫婦は私の両親と同居しています。母と由香ちゃんは仲が悪く、最近は母からグチを聞くことが増えてきまし...
<熟年離婚の記録>何年経っても忘れられない旦那の裏切り「12月31日、家を出る」【前編まんが】
2021年のお正月。私は小さなこたつで好きなテレビを観ながらひとり分のお節を食べています。こんな穏やかなお正月を迎えられるのはいつぶりだろうか……。旦那と結婚した18年前。思えば私の結婚生活は我慢の連...
<小学生が不法侵入?>勝手に家に上がり込む娘の友達。相手の親に注意すると……!?【前編】まんが
そんなある日、事件は起こりました。 いつも通りに「ただいま~!」と娘が玄関をあける音がしました。わが家はリビングが2階にあります。私が「おかえりー!」と声を掛けても、なかなか2階にあがっ...