<初給与は家族のために>優しい息子がアルバイトの初給与で家族にお土産「成長に感謝」【後編まんが】
前回からの続き。私はパートをしている主婦です。大学2年生の長男、高校1年生の長女、旦那と4人暮らしをしています。アルバイトをしている息子が、先日初めてのお給料日を迎えました。買ってきてくれたのは「長女が以前から食べたがっていたケーキ」と「誕生日が近い旦那のネクタイ」でした。長女と旦那と、自分への対応を比べてしまい疎外感を感じてしまった私は、姉に電話で相談してみることにしました。姉にも社会人1年目息子がいるので、私の気持ちを分かってくれると思ったのですが……。
姉:「今までお弁当作ってあげたり、具合悪いときは看病したり、だからママの分もあるのではないかと期待してしまったんじゃないの~。わかる。わかるけれど」
私:「そうなのよ……」
姉「あなたが日頃から周りの声をキャッチするのがうまいから息子くんもきっとそういう大人になってきたんだよ。ママへのプラス分がなくて嘆くより、息子が優しい男になったことにもっと感激しなきゃ。こりゃパパよりいい男に育ってきたぞ~って」
私:「たしかにそうだね」
はじめての給与。しかもバイトの給与。自分のために使いたいだろうに……そのお金を家族のために使った優しい息子。
モヤモヤママはもうおしまい! 無事にモヤモヤセンサーの起動は停止しました。タルトケーキを家族でおいしくいただいた幸せな時間に感謝する穏やかなママに戻れて一件落着。
妹に自分の分をあげた優しい息子は、次の日「バイト行く前になんかやっぱり甘いもの食べたいな、母さんが作った蒸しパンがいいな」と言ってきました。まだまだかわいい息子です。
私:「はいはい! 今ササっと作るからちょっと待っててね~」
優しい息子に育ってくれた「事実」こそが私への最大のプレゼントですね! これからも優しく家族思いの息子でいてねと思うばかりです。息子よ、ありがとう~!
原案・ママスタコミュニティ 脚本:たろむらこわか 作画・いちと 編集・荻野実紀子