2021/12/09

2歳の子どもをもつママからの質問「夫の都会から地方への転勤、不安だけどついていくべき？」

498_旦那_はなめがね
旦那さんの仕事によっては、ずっと同じ地域で働くことなく、転勤になることもあるでしょう。しかしそうなると、ママや子どもは一緒についていくか悩むところですよね。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、旦那さんの転勤が決まったそうです。

『主人が地方に転勤になりそうです。私も主人も同じ大都市生まれ大都市ち、大都市以外で暮らしたことがありません。それに2歳の子どもがいます。学校に通っているわけでないので引越し自体に影響はありませんが、やはり多くの経験ができるという点から、できれば大都市で子育てがしたいです。みなさんならどうしますか？』

「子どもはまだ2歳で学校に通っていないとはいえ、施設や支援が充実している都会のほうが教育にいいのでは？」と考えている投稿者さん。そのうえ夫婦共に地方で育った経験がないため、慣れない環境でする生活にも不安を感じているそうです。旦那さんについていくとなれば頼れるそれぞれの実家も遠くなるでしょうし、抵抗を感じてしまう気持ちはわからなくもありません。ママスタコミュニティにいるママたちは、もしも自分がこのような状況になったなら、旦那さんの転勤についていくのでしょうか？

地方には大都市でできない経験が待っているよ！

『ついて行くよ。一生そこに住むわけではないし。自然がいっぱいありそうだから、大都市ではできない経験ができるんじゃない？』

『地方は山や海もありそうだから、未就学児に良い経験をさせてあげられると思うよ。一生に1度くらい、大都市から離れてみても良いんじゃない？』

『地方は自然がいっぱいだし、そういう面では大都市ではできない経験もいっぱいできると思う』

まず、地方での生活に不安を感じている投稿者さんに寄せられたのは、「地方にも良いところがたくさんあるよ！」という声。山へ行けば自然の草花を眺めたり、昆虫などの観察をしたりすることができます。海が近ければ、夏の水遊びがより身近でとても楽しいものになるでしょう。大自然に触れられるのは、都会にいるとなかなかできない経験の1つ。幼い子どもに自然から得られる刺激をたくさん与えてあげるのは、決して悪くないことなのではないでしょうか？

環境よりも、父親がいる良さを考えてみては？

また、都会のよさ以外にも、このような意見が出ています。

『もともと大阪生まれで大阪育ち。年少と年長の子どもがいたけれど、地方の転勤について行ったよ。うちの場合、子どもがパパ大好きで、毎日いないのは可哀想だと思った』

『子どもが2歳なら私は迷わず付いていくかな。やっぱり貴重な幼少期は家族一緒に過ごしたいし』

旦那さんの転勤について行かなければ、投稿者さんのお子さんは父親と離れ離れで生活することになります。幼い子どもにとって一緒に生活する父親の存在はとても大きいものでしょうし、家族全員で生活することも環境として良いものだと思います。子育てにおける便利さなども大切ですが、家族ですごす時間の大切さも考えて決めていけると良いのかもしれませんよ？

旦那さんが積極的に子育てに参加してくれるようになるかも？

『夫婦2人とも実家に頼れない所で生活していると、大変なこともたくさんある。でも旦那さんが子育てに関わらざるを得ないから、協力的になるよ。「ママが体調悪くて困ったときは実家に頼れば良いじゃん」という考えがなくなる』

転勤についていくとなると、投稿者さんや旦那さんの実家からは遠く離れて暮らすことになります。これまでは何かあれば実家に頼れたのかもしれませんが、物理的に距離が遠くなってしまえばそうもいきません。しかしそれだからこそ、旦那さんが積極的に子育てに参加してくれることもあるのではないでしょうか。もしかしたら、この先夫婦で助け合いながら子育てしていくために、良い機会になったと思う日が後々やってくることもあるのかもしれません。

子どもが大きくなったら戻る選択もアリ！

『中高生になるタイミングで大都市に帰るかどうか考えてみてはどうかな？』

『うちは子どもが小学校低学年のうちはついて行って、あとは単身赴任だよ』

投稿者さんのお子さんは、2歳とまだまだ幼い年齢にあります。小学校入学はもう少し先の話ですし、中学校高校への進学もさらに先の話になります。もし先々の学校選びなども含めて都会での生活を希望しているのであれば、志望校などを意識する年齢が近くなったときに戻るのも、ひとつの手なのではないでしょうか？

投稿者さんの言う「多くの経験」の具体的な部分はわかりませんが、どこですごしたとしても、そこにしかできない素敵な経験はたくさんあると思います。将来的に戻ることを見据えながら、子どもが幼いうちは家族一緒の生活を楽しむ。そのような選択も、幼い子どもにとっては良い経験のひとつになってくるのかもしれませんよ。

文・こもも　編集・古川純奈　イラスト・はなめがね