<女遊びが激しい旦那>モラハラに目を背ける日々。娘が描いた「家族の絵」に衝撃【中編まんが】
前回からの続き。女遊びを繰り返しておきながら、脅しのように「離婚」を口にする旦那。浮気をするのは私に構ってもらえないからだと主張します。要求するばかりの旦那に私は疲れてしまいました。
結婚前に付き合っていた頃、旦那はとても優しい人でした。しかし今は自分の気分次第で生活費を止めたりします。とにかく言うことがコロコロ変わり約束ができません。まるで体だけが大きいワガママな子どものようです。
過去、実母に相談したことはありますが……「あんなに優しい人が……? 信じられない……」母はとても困惑していました。
旦那は外面がいいので、母もにわかに信じがたいようです。私の考えとはちがう返答が飛んできました。
「仕事はしているんでしょ? 子どものためにも割り切っておけば?」母の言葉を胸に、割り切って生活してみたものの……。
旦那の態度はどんどん悪化しています。ともかく重箱の隅をつつくように粗を探され、大きな声で家族をねじ伏せてくるのです。
これまで、心の奥底に抑えつけてきた感情や思いを、はっきりと言葉にすることが怖くて、それを避けてきました。しかし、今となってはそれを回避することができなくなりました。私が今直面している厳しい現実とは、私が旦那からモラルハラスメント、通称モラハラを受けているということです。
自分さえ我慢すればと感情を押し殺して演技していましたが、旦那は調子に乗るばかり。口を開けば「こうしてくれ」「ああしてくれ」と私に求めるのです。そんなある日、私は娘が描いた絵が床に落ちているのを見つけました。拾い上げると家族4人が描かれています。しかし私はそれを見て愕然としました。
「何これ……?」
私の娘が描いた「家族の絵」。その絵には、私たち家族全員が描かれていました。しかし内容は……。これが、娘の心の中にある家族のイメージなのだと、私の心は深い悲しみで満たされました。私はこれまで、「子どものため」と自分に言い聞かせ、離婚を選択せずに我慢してきました。しかし、その絵を見て、かえって娘に苦しい思いをさせていたことに気付かされました。私は子どもたちを守るため、変わらなくてはなりません。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子