いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

高くてもお金をかけたほうがいい!そう思うものって何がある?

036_節約・貯金・手当て_マメ美
日々生活をしていると、さまざまなところでお金を使うことになります。考え方の違いによって優先順位は変わってきますが、家計を預かるママとして「どんなところにお金をかけるべきか」というのは、きっと悩むところですよね。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、お金の使い方について気になっているようです。

『値段が高くても、これだけはお金をかけたほうが良いものは何だと思う? 今まで安物買いの銭失いだったので、これからは気持ちを切り替えて、しっかり見定めて買おうと思っている』

物の金額は、安ければ安いほどお得に感じられます。そのため似たようなものがあればついつい安いほうを選んでしまう人も少なくないのかもしれませんが、長く使っていくうちに使い勝手や物持ちの良さなどについて、違いを感じてしまうこともあるでしょう。買ってから後悔して、結局「安物買いの銭失い」となってしまわなためにも、惜しまずお金をかけたほうがいいものには一体何があるのでしょうか?

日々の生活に使う「身のまわり」のもの

『寝具。結局安い布団を何回も買い直すより長持ちだし、高い布団ほど睡眠の質もあがる!』

今は機能的な寝具がたくさんあり、良質な睡眠を提供してくれるだけでなく、体の疲れを軽減させてくれるようなものも数多く販売されています。そのため日常生活を快適にしようと、「多少高くても寝具にはこだわりたい」と話す人もいました。

『普段履きの靴とかサンダル。足が疲れないやつ』

『靴。安物を買ったら足が痛くなって1日で捨てた』

また、寝具と同じく自分のからだへの負担を考えたものとして、靴という答えもいくつか寄せられました。たとえ価格が安かったとしても、履き心地や物持ちの良さが悪ければ、きっと無駄な買い物になってしまいますよね? そう考えると「質の良さが大切になってくる身のまわりのもの」は、案外たくさんあるのかもしれませんね。

歯ブラシや歯科治療など「歯に関すること」

『絶対に歯!! 歯だけはお金かけるべきだと思う。歯がボロボロだと食べ物も美味しくもないし、見た目も悪いしね!』

なかには、歯ブラシや歯のメンテナンスなどの「歯に関してのこと」というコメントもありました。筆者は子どもが小学生の頃、学校歯科医の先生から「歯は一生付き合っていく大切なものです」と聞いたことがあります。「歯が痛かったり、歯がなくなってしまっては、食べ物を美味しくいただくことができません。それは人生における楽しみを減らしてしまうことにつながる」とも話していました。「人生における楽しみ」を減らさないためにも、大切にしておいて損はないのかもしれませんね。

体は食べたもので作られる。「食品関係」も大事!

『食べ物。できる範囲でね』

『ダシとか油、調味料類や食材』

『食べ物だけは量より質に変わった』

自分のからだが食べたものから作られていることを考えると、「食品」にお金をかけることも大切なことなのかもしれません。例えば化学調味料などを使っていない食材を選んだり、産地にこだわることもなども食品にお金をかけることにつながるでしょう。コメントをくれたママからは、ダシや油という意見も出てきました。自分のからだづくりに関わってくることを考えると、多少高くても日々食べるものは、優先したい大切な部分になってきそうですね。

「冠婚葬祭」に関すること

『冠婚葬祭のもの』

『めったに着ないけれど、フォーマルウェアだけはそれなりに良いものにした』

筆者が結婚するときに母から言われたのも、コメントをくれたママたちと同じく「冠婚葬祭のこと」でした。「冠婚葬祭は人付き合いのなかで大切なことになってくるから、結婚式などのお祝い事のご祝儀、お葬式の香典などは絶対に惜しんではいけない」と言われたことがあるのですが、服装もまた同じ。相手にとって大切な日であることを考え、それなりの値段するフォーマルスーツを用意した経験があります。もう20年以上前のことなので今の考え方に馴染めていないのかもしれませんが、自分にできる誠意ある行動として、筆者は今でも出し惜しまないよう心がけています。

教育費などの「子どもにかかるお金」

『子どもの教育費』

『教育費。後で後悔してもどうにもならない』

『子どもに関する物、全般。もちろん「できる範囲で無理なく」だけれどね』

子どもがいる以上、子どもを育てていくにはお金がかかります。長期にわたる出費なので相当な金額になる話ですが、「子どもにお金をかける」という意見も多く寄せられました。特に教育は、子どもの将来に大きく関わること。もしも子どもが将来の夢を持ったときに、必要な知識や学力がなかったら……。そんな後悔をしないため、必要経費だと考えるママも少なくないようでした。

お金のかけ方は人それぞれ。ただ、長期的な視点で考えることも必要

お金のかけ方は、人や家庭によって優先したい部分が全く異なるものになってきます。ただ、今回寄せられた意見を見ると、長期的に見て答えを出してくれたものが多いように感じられました。子どもの教育費は子どもの将来のため、身のまわりのものや歯、食品や冠婚葬祭などは先々の自分のため。自分や子どもの人生を考えたとき、目の前のことより優先するべきか一度見つめ直してみると、将来的に良い買い物ができていくのかもしれませんね。

文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・マメ美

関連記事

ママ友から割高な商品を扱うスーパーをおすすめされた!みんななら、値段が高くても買い物をする?
食品や日用品を買うお店はある程度決めているママもいることもあるでしょう。予算もありますから、場合によっては割高な商品があるお店は避けるかもしれませんね。ママスタコミュニティを訪問してくれたママさん...
歯の検診やクリーニング、歯石とりなどみんなはどのくらいの頻度で歯医者へ行ってる?
自分のからだのことは自分でしっかりと管理する、そんなふうに思っている人はきっと少なくないはず。健康診断などで定期的に自身のメンテナンスを行う人も多いのかもしれませんが、メンテナンスが必要なのは歯に...
「教育費の貯めどき」はいつ?うっかり使ってしまって貯まらない……を防ぐ方法とは
一般的に子どもの年齢と比例して教育費がかかるといわれています。貯めどきを逃さず賢く貯蓄していきたいですよね。さまざまな家庭の家計相談を行っているFP(ファイナンシャルプランナー)海老原政子さんに、...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
高くてもこれだけはお金かけた方がいいもの