<夫が親友と不倫>それぞれの結末は……子どものために生きる決意「準備を進めます」【第7話まんが】
前回からの続き。数年前の出来事。独身時代の元彼から(夫が)不倫しているのでは? と連絡がありました。しかも相手は私の親友・ジュンコ。その連絡をきっかけに、探りを入れた結果完全にクロでした。夫と親友のジュンコは1年以上不倫しており、さらにジュンコには婚約者もいて二股だったのです! ジュンコの今までのおこないをご両親と婚約者にも話そうと決意した私。
昼頃、心は重かったですが、ジュンコの実家を訪問しました。
ジュンコ母「久しぶりね。突然どうしたの? ジュンコに何かあったの?」
「久々にお会いしたのに辛い報告で申し訳ないのですが……」と私はジュンコと夫の不倫のすべてを話しました。
ご両親は「どうしてこんなバカな真似を……。娘(ジュンコ)はちゃんと謝罪したのでしょうか?」
「いえ、謝罪はないので、今晩また話し合いをします」と伝えると、今日婚約者が挨拶に来る予定だったそうですが、今朝ジュンコからキャンセルの連絡があったとのこと。
ご両親から「私たちが謝っても仕方ないけど、本当にごめんなさい。なんとか話し合いで解決できたら」と言われ、その場をあとにしました。
ジュンコの両親に直接話をしたのは、不倫の報告だけではなく、ジュンコへの制裁の意味合いでもありました。でも、ご両親に話しながらとてつもなく惨めな気持ちになりました。「どうして私がこんな目に遭わないといけないの?」と涙がとまりません。ぐちゃぐちゃな気持ちです。
ジュンコと夫はずっと俯いたままです。ジュンコは彼との関係が壊れるのが怖いのか、白々しいほどメソメソして反省しているふりを見せます。
一通り話し終えると、ジュンコは「どうして私だけが悪者なの? あなたの旦那も同罪でしょ?」といいました。
私「既婚者に手を出したジュンコが言うことじゃないでしょ。出会いがお店っていうのも嘘みたいね。お互い出会い系アプリに登録していたらしいじゃない」
私は元彼から聞いていた情報をバラしました。
ジュンコ「ねえ! なんで私の幸せを次々壊していくのよ!?」と逆ギレするではありませんか。
するとジュンコの婚約者はため息をつきながら「ねえ、ジュンコは悪いことしたんだよね? さっきから一度も謝っていないよ。どれほどのことをしたか自覚あるの?」と至極真っ当な意見を言ってくれました。思っていた上に常識的な人で救われました。
ジュンコ「謝ったってどうせ許してくれないじゃない。金を脅しとられるに決まっている」
私「何言ってるの? 慰謝料請求は脅迫じゃないよ。被害者が受け取る権利のあるお金よ」
そういうとジュンコは黙りました。もうジュンコと直接話しても無駄な気がしました。色恋が絡むと、人はこんなにも変わるのでしょうか? 見たこともない親友の様子にショックも受けました。
話し合いから1ヶ月。
私はジュンコに夫と今後一切会わないことを約束させ、慰謝料200万を請求しました。さらに、同じ県内の離れた町に引っ越しさせました。ジュンコとはもう二度と顔を合わせたくなかったからです。
ジュンコと婚約者は別れたようでした。
表向きは夫に「やり直すために、気持ちが落ち着くまで前向きな別居したい」といい、その間に離婚の準備を進めることにしました。
何事も経験といいますが、不倫に巻き込まれて良いことなんて何一つありませんでした。しかし恨み続けて、あんなやつらのために、気持ちが病んでしまうのもバカらしいです。起きてしまったことに、どうにか意味を見出して生きていくしか道はありません。
不倫の快楽の裏に、多くの犠牲があることを一人でも多くの人に知ってほしいです。私はまだしも、何の罪もない私の子どもたちは、理性を失い恋に溺れた父親と女のせいで人生を狂わされたのですから。
私だけは真っ当に子どもたちのために強くあろうと誓いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃
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