<スマホを拾ったママの体験>公園で鳴り響く持ち主不明のスマホ「家に届けて欲しい」【後編まんが】
前回からの続き。家から少し離れた公園に子どもと遊びに行ったときのこと。遊具に置き忘れられたスマホの着信に出てしまったが故に起きた不気味なお話です。
そこは異様な空気が漂うゴミ屋敷でした。ゴミが散乱してどうやって家に入るのかさえわからない状態で、人が住んでいるのかも疑問な程でした。しかし公園からの道や家の特徴や目印、スマホの持ち主から聞いた情報は絶対この家を指していました。(家全体の色が特徴的だったのと、目印の置き物もありました……)
あの電話は確かに「家」からかかってきていたんです。しかし相手は「仕事で出先にいる」と言っていた……。
もしかしたらもう1つスマホを持っていて「家」と登録しているとか? いやそれなら孫の連絡はそっちでできるし、届けさせる程の緊急性は無いよな。いろいろな考えが瞬時によぎりましたが、それよりもなんとも言えない不気味さに背筋がゾッとしました。
その家は昔からおじいさんが独りで住んでおり、どんどん増えていくゴミが周囲に散乱し周辺住民とのトラブルも絶えないようです。大きな声をあげていたり物を壊したりと奇行もあるのだとか……。
なぜスマホを届けさせたのか、もし直接会っていたらどうしたのか……。今となってはわかりません。優しさも大事ですが、自分だけでなく子どもも守れるような行動をとらなければと思った出来事でした。
脚本・鯛焼アズキ 作画・マメ美 編集・Natsu
関連記事
※<スマホを拾ったママの体験>公園で鳴り響く持ち主不明のスマホ「家に届けて欲しい」【前編まんが】
これは数年前、家から少し離れた大きな公園に子どもと一緒に遊びに行ったときのお話です。
知らない人のスマホだし触らない方が良いかとは思ったのですが、ふと目に入ってきた画面に「家」と表示してあり...
※<自立できない40代>独身の姉が「将来は私の面倒を見て!」義実家の信じられない提案【前編】まんが
旦那の実家には義両親と、40歳になる旦那の姉が住んでいます。ある日電話で急に「話がある」と連絡をもらい、週末に義実家へ帰省することになりました。
突然の提案に、私も旦那も頭がなか...
※<小学生が不法侵入?>勝手に家に上がり込む娘の友達。相手の親に注意すると……!?【前編】まんが
そんなある日、事件は起こりました。
いつも通りに「ただいま~!」と娘が玄関をあける音がしました。わが家はリビングが2階にあります。私が「おかえりー!」と声を掛けても、なかなか2階にあがっ...