子どもの健やかな成長を祈る一升餅。1歳の誕生日のお祝いに背負わせましたか?
日本には子どもの健やかな成長を願い、昔からの風習に則った行事があります。その行事のひとつ、一升餅に関して、ママスタコミュニティに相談が寄せられました。
『1歳のお祝いのとき、一升餅は子どもに背負わせましたか? うちの子は来月半ばに1歳になります。私の親はお餅を作って背負わせる気でいるようですが、旦那は「今どき、そんなことしなくていい」と言っています。私は背負わせてみたいです。どう思われますか?』
一升餅とは、子どもの1歳の誕生日に一升分ついた餅を子どもに背負わせて歩かせ、健やかな成長を願うという伝統行事です。日本各地に残っており、地域によっては餅を踏ませるところもあります。一升餅には「誕生餅」「背負い餅」「力餅」との言い方もあります。
さてそんな一升餅の行事をするかどうか、先輩ママたちからアドバイスが届きました。
一生に一度の記念だよ!実際に一升餅をした人の思い出
実際に一升餅を背負わせたというママたちからは、やったほうがいいよ! という声が。
『子どもはふらふらしながらだけど、歩けた』
『上の息子のときは、まだ歩けなくてハイハイでした。重くて泣いていた。下の娘は歩いていて、重くて泣きながら私のところに歩いてきた』
『今年亡くなった父の嬉しそうな顔を思い出す。子どもたちは泣いていたけれど、私も嬉しかった』
『背負わせたよ。お店に頼んで、 「祝」と書いてある、背負う用のゼッケンもついてた。あなたが背負わせたければ背負わせた方がいいよ』
『背負えなかったけどフリだけしてお祝いして、お餅は次の日ご近所に配りました! とってもよい思い出です、やった方がいいよ!』
餅じゃなくてお米、背負わず踏むという地域も
餅ではなく、お米やパンでやったという人もいました。一升の餅はなかなかの量で、大人が消費するのも大変かもしれませんから、お米やパンにアレンジするのもいいですね! また一升餅を背負わず、風呂敷などに包んだ餅を踏む地域もあります。
『お米を背負わせました。餅は消費しきれないと思って』
『みんなパン好きなので、一升パンにした』
『ネットで頼んだお米でやりました。簡単だし袋に入れてリュックでやった』
『うちの地域では、背負わずに餅を踏ませます』
一升餅、やらなかったという人も
一升餅は必ずしもやらなくてはいけないことではないため、家庭によってやらないという判断もあります。
『1歳前に歩けなかったから。歩けたらやりたかった』
『そういう行事はしてこなかった』
『お食い初めもしてない』
『歩けないと無理だと思ってやらなかった』
相談者の旦那さんは、「今どき、そんなことしなくていい」と反対しているということでした。しかし実際にやったママたちは、「やってよかった!」と思えるようなエピソードを教えてくれています。相談者さんがやってみたいという気持ちがあるのであれば、やったほうがいいですよね。1歳の誕生日は、一生に一度きりなので、後悔しない選択をしてほしいと筆者は思います。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ
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