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<お盆だけ>大ばあちゃんが「いる」理由 【エピソード15:前編】#本当にあった不思議な体験

前回からの続き。みなさんは「不思議な体験」をしたことはありますか? まるで狐につままれたかのような奇妙で意味が分からない、そんな体験を……。今回はわが家の親戚の家に起こった、不思議な現象をお話ししたいと思います。

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腰が曲がってはいたものの、亡くなる直前まで畑仕事もこなしていた大おばあちゃん。老衰のため103歳でこの世を去ったときは、誰もが「これぞ大往生」と思ったそうです。当時まだ小学1年生だった私は「大往生」の意味がわからず、「人が亡くなる=悲しいこと」というイメージしかありませんでした。
和室に横たわっている大おばあちゃんが今にも起き上がるような気がして、じっと亡骸を見つめていたのを覚えています。そして20年後……。

大人になった私は就職して家を出ました。ある年、お盆に帰省して母とおしゃべりをしていると、たまたまA家の大おばあちゃんの話になったのです。すると母から思わぬ話が……!?
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ヨシエおばさんは、大おばあちゃんの孫娘。A家の跡取り娘として婿養子を取っていました。いつも明るくチャキチャキ話すおばさんですが、まさか亡くなったはずの大おばあちゃんにも明るく声をかけていたとは! (それをごく普通のこととして平然と話す、うちの母の感覚にも驚きましたが……)

それにしても、なぜ大おばあちゃんは毎年お盆に帰ってきていたのでしょうか? そこには思わぬ理由があったのです。

【エピソード15:後編】へ続く。

原案・編集部 脚本・千永美 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子

※この漫画は体験者本人のご協力の元作成しています。

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