前回からの続き。インナーパンツ付きのミニスカートで、公園のブランコを漕いでいた娘。その正面のベンチには、不自然に横になるおじさんの姿が……。翌日、娘や息子と一緒に遊んでいた友だちのママからその出来事を聞かされた私は、早速子どもたちに確認したのでした。

私「昨日はお兄ちゃんたちが気付いてくれて助けてくれたけれど、もしそんな変な人がいたら、今度からすぐに逃げてね」


娘に自覚を促すだけでは不安だったので、普段の服装を見直すことにしました。以後、娘にミニ丈を着せるときに心がけたのは……。

結果的に学校から警察に連絡がいき、不審者メールでの呼びかけと、Ａ公園周辺の見回り強化が行なわれることになりました。その後、息子はときどきＡ公園で遊んでいましたが、あのおじさんの姿を見ることはなかったそうです。

親切な人もいれば、なかには怪しい人も……。子ども自身が危険を回避する力を身につけることが大切なのはもちろんですが、親も常に子どもを守るための心掛けを忘れてはいけないと痛感した出来事でした。

脚本・千永美　作画・ゆずぽん　編集・荻野実紀子

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