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<新米ママの嘆き>【後編】産後ストレスでメンタル崩壊。圧倒的多数の原因は?

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前回からの続き。「産後に一番ストレスになったことは?」というテーマの投稿に集まった、多くのコメント。ダントツ首位は「ダンナ」でしたが、それに続いて多かったのは何でしょうか?

産後のママを悩ませる「義母」「寝不足」「実母」

続いて多かったのは「義母・義両親」でした。実親であればはっきり言えることも、遠慮して伝えにくい……。そんな背景もありそうです。

『義母が毎日家に来て、私の育児に対して「私の時代はこうやっていたのよ」と見せつけてくるのがしんどかった。助かった部分もあるけど、早く帰ってほしいときもあった』

孫かわいさのあまり、ひっきりなしにやってくることもあるようです。

『義母義姉が、半年間毎日アポなしでやってきた。私は子どものことは全部自分でやりたい派なのに「手伝うよ」「遠慮しないで、もっと甘えて」って。ダンナは何もわからず「俺の母ちゃんをもっと頼ればいいじゃん!」と言ってくるし、突撃訪問も止めるどころか「母ちゃんも姉ちゃんも赤ちゃんを見たいんだから、わかってあげてよ」。メンタルが崩壊しそうになり、半年したところでダンナに泣いて訴えた』

『毎週日曜日に「うちに来い」と言う姑。体温調節ができない赤ちゃんを真夏に連れて行っても、エアコンをつけない。赤ちゃん用の布団もなく私も横になれずで、本当にきつかった。ダンナは「ご飯作らなくていいから、ラクできるじゃん」って連れて行こうとしたけど、実際にはご飯作りも洗い物も私。キレて行かなくなって以来、ストレスがなくなった』

妻の大変さを理解していない、ダンナさんにも問題がありそうです。この「義母・義両親」と同じくらいに多かったのが「寝不足」、さらに「実母」でした。

『寝不足。ある程度の覚悟はしてたものの、つらかった。今は3歳になり夜通し寝てくれるので寝不足からは解放されたけど、またあの日々が来るのかと思うとなかなかふたりめに踏み出せない』

『実母が非協力的だったことかな。家に手伝いに来てくれたり、作ったおかずを持ってきてくれたり、子育てについてアドバイスをくれたり。そういう実母に憧れる。うちの場合は、義母のほうが何かと面倒を見てくれるので頼れる』

実母に関しては期待が大きいぶん、がっかり感も大きいようです。

身体の不調に、生活ペース。産後は何もかもが一変!

コメント数は少なかったものの、共感を得られそうな意見も届きました。

『毎日が赤ちゃんのペースになったこと。それまでは朝起きたらお湯を沸かしてその間に洗顔&歯磨き、その後コーヒーを入れて……と効率的な自分の順番があった。でも赤ちゃんが生まれたら朝は泣き声で起こされるか、いかに物音立てずに赤ちゃんを寝かせておくかになっちゃって。思うように行動できない毎日がストレス』

『母乳。乳首を吸われることが、もう気持ち悪くて。本当に叫びたいくらいに不快だった』

『両方の親が近所にいて、手伝う&預かる合戦。産後は数日おきに実母に来てもらったけど、結局体調を崩して入院したら、今度は両家で入院中の洗濯物を預かる合戦。体調最悪&赤ちゃんの世話で寝不足なのに、毎日「洗濯物~」ってメールや電話が来たのはきつかった』

「手伝う合戦」は特殊なケースかもしれませんが(笑)こうしてひとつずつ思い出すと「あの頃はよく頑張ったなぁ」と、自分を褒めてあげたい気持ちになりますよね。

協力者はきっと現れるはず。勇気を出して行動を!

ストレスでいっぱいの投稿者さんに向けて、先輩ママたちからのアドバイスもありました。

『赤ちゃんはふたりの子どもでもあるんだから、もっと任せていいと思う! いくら「自分じゃ泣き止まないから」と言っても、授乳以外のことはできるんだから。私は「抱っこして歩き回ったりすれば? 嫌々やっていたら泣き止まないよ」って、授乳後に赤ちゃんを預けて昼寝していたよ(笑)』

「俺じゃ無理だから」とパパがやらないままでは、いつまでたってもできないですよね。赤ちゃんがどうすれば泣き止むのか、自らネットで調べて試すくらいはやってほしいところです。

『私は身体がバキバキだから、赤ちゃんをベビーカーに乗せて整骨院に通っているよ。「赤ちゃん連れOK」のところもあるから、行ってみたらどう?』

『私は産後すぐ以外では、産後6~8ヶ月がきつかった。風邪ばかりひいていたし、腱鞘炎と不眠もあった。当時の写真を見るとぷくぷくで一番かわいい時期だったのに、その頃の記憶はない。産後半年は、ちょっと息切れしてくる時期かもしれない。お金で解決できることは、したほうがいいと思う』

整骨院に行ったり、ベビーシッターを頼んだり。お金で少しでもラクになれそうなことがあるのなら、今こそ”毎日頑張っているご褒美”として使ってもよいのではないでしょうか?

『私は眠い、話し相手がほしい、だったかな。子連れ外出も面倒だったけど、近所の子育てサークルに入ったらお友達ができて、母子一緒に遊ぶことが増えて楽しくなったよ。近所に知り合いも増えたから、幼稚園にもすんなり入れた』

『「情けない」なんてことはないよ。保健師に相談してみて。自分から行政に声を上げれば、何かしら手を差し伸べてくれるよ。私も同じような状況に陥って、本当につらかった。まずは声を上げてみて!』

ダンナさんが育児に協力的でなく、相談する人もいないという投稿者さん。まずは自治体の相談窓口に連絡してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんの定期検診のときに、気持ちを打ち明けてみるのもよさそうです。また近所の子育て支援センターや児童館などで、お友達を探すのもおすすめ。きっと同じような悩みを抱えるママがたくさんいるはずですよ。
自らSOSを発信するのは勇気がいるかもしれませんが、待っているだけでは周りに気づいてもらえません。そして投稿者さんはSOSを出してよい状況にあるように思えます。ママが笑顔でいられることが、赤ちゃんにとっても一番の喜びです。勇気を出して行動を起こしましょう!

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・善哉あん

【つぎ】の記事:【前編】「1日中家にいるんだから家事くらいできるでしょ」産後の生活を甘く見ている旦那に怒りが爆発

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