保育園・学童通いの子に夏休みはない?「特別感がなくかわいそう!」
世間の幼稚園や学校は夏休み。長い休みだからこそ「あんなこと」や「こんなこと」もできそうですが、ママスタコミュニティであがったのは「夏休みがない子どもがいる」というトピックです。
保育園・学童に、夏休みはないの?なかには毎日通う子も
投稿者さんが「夏休みのない子ども」と表現するのは、保育園や学童に通っている子のことでした。
『「保育園や学童で楽しんでいるから大丈夫!」なんてことはない。子どもにとっては夏休みって特別なのに、毎日行かされるなんてかわいそう』
このトピックに多くのコメントが集まりました。そもそも本当に、保育園・学童に夏休みはないのでしょうか?
『認可保育園は、日祝がお休みだったよ。親の仕事が休みなら預けないし、毎日登園ではないよね。保育園に通わせていたころは夫と夏季休暇を合わせて、海外旅行やキャンプに行ったりしていたな』
『保育園は自由登園になるし、毎日は行かせないよ。仕事があるときだけ。知人に聞いたら、学童も毎日続けて行っている子は少数みたい』
園・学童によってお休みのある・なしはさまざまでしょうが、親が夏休みのタイミングで子どもを欠席させる家庭は多そうです。その時期が子どもにとっても”夏休み”になるわけですね。とはいえ親が夏休みを取れない家庭だって、なかにはあります。
『うちは医療・販売だからお盆休みはないし、親に預けるのも限界がある。保育園・学童一択だよ。このトピックを見て、たしかに子どもたちがかわいそうだなって思った』
『やっぱりかわいそうだよなぁ。うちは幼稚園だけど働くお母さんが多いから、半数近くは夏休みの預かり保育を利用している(わが家も)。たしかに夏休みの特別感はないよね』
投稿者さんと同じように「かわいそう」というコメントは、少なからずありました。
ダラダラした時間を過ごせるのも、夏休みの醍醐味
多くのママたちが「かわいそう」と思う理由に挙げたのが、夏休みの特別感がないことです。
『大人とスケジュールが同じだから、子どもらしい本来の夏休みじゃない。何もせずにボーッとしているだけの日も経験できるのは、子ども時代だけなのに。高学年になれば受験のための塾通いが始まるから、低学年のときだけでも子どもらしい夏休みは必要だと思う』
『家でまったりできないね』
ダラダラした時間を過ごすことは、たしかに夏休みの醍醐味のひとつでしょう。
『私が子どものときは、ダラダラしていたな。あとは旅行やテーマパーク、映画館に動物園。連れて行ってもらった帰りにデパートでおいしいもの食べて、というのは今でもよい思い出。そういう体験が減るのはかわいそうかも』
『夏休みって、何にもなくても特別感があったなぁ。友達とプールに行ったり、宿題の予定を組んだり。平日の昼間にしか観られない番組は、おもしろくなくても特別な感じがした。お祭りや祖父母の家に行ったりで、毎年あっという間だった。親が家にいたからできたことだと思うと、わが子に申し訳なくなる』
イベントいっぱい!毎日友達と遊べる保育園・学童
ただ「かわいそう」というコメントと同じくらい多かったのが、保育園・学童で過ごす夏休みを満喫している子どもたちの報告です。
『うちは学童が楽しすぎて、いつも「遅く迎えに来て」って言われる。みんなと遊べるのが楽しいみたい。田舎だからザリガニ取り、虫捕りにジャガイモ掘り。家にいるよりもいろいろな経験ができそう』
『家でひとりでやる宿題は苦痛でも、学童ならみんなと一緒だからスムーズ。遊んだりいろんなものを作ったり、人数が多いからドッジボールもできる。楽しいイベントもやってくれるよ』
『学童の中で夏祭りや水遊び、スイカ割り、ゲーム大会などのイベントがある。子どもは「早く夏休みにならないかな」と、楽しみにしている』
保育園・学童が大好きな子も少なくありません。
『うちは私も在宅勤務だから、「学童に行きたくなかったら行かなくていいよ」と言うけど、「みんなとお弁当食べるのも楽しいし、行きたい」って言われる』
夏の保育園・学童通いがまったく「かわいそう」な様子もない、子どもだっているのです。
「かわいそう」かどうかは、子ども本人にしかわからない
『子どもが楽しく通っているなら、全然かわいそうじゃない。子どもが家で過ごしたいと思っているのに、行かなきゃいけないのはかわいそう』
つまりはそういうことですよね。親がわが子を見て「かわいそう」と想像を巡らせることは大切でしょうが、第三者が「かわいそう」と決めつけるのは的外れといえそうです。
『うちは実家が裕福で、子ども時代の夏休みは避暑地の別荘かハワイのコンドミニアムに長期滞在。人は「贅沢な夏休みでうらやましい」って思うだろうけど、私は学校の友達に会えないのが本当にイヤだった。よその家の子の気持ちなんて、第三者には絶対にわからない。勝手に「かわいそう」というのはおかしい』
『私は田舎育ちで夏休みといえ朝のラジオ体操に始まり、山で秘密基地を作ったり隣近所とバーベキューをしたり。川で泳いで魚を素手で捕まえて、夜は親と山でカブトムシ探し。ザ・田舎な夏休みだった。海外に行くような優雅な夏休みはうらやましいけど、振り返ってみれば友達と毎日遊んでいたのは楽しかったな。「かわいそう」かどうかは、子ども一人ひとりで違うよね』
ダラダラした無駄な時間を過ごすのも、親と一緒にお出かけするのも、友達と一緒に遊びまくるのも。どんな夏休みにも、その子なりの楽しみは見つけられます。
『学童に行っていても行っていなくても、どんな状況でも楽しく過ごすための工夫ならできるよ。夏休みだからいつもより少し夜更かしして家族で映画を観るとか、お菓子作りするとか』
もしわが子の夏休みを「かわいそう」と感じても、その気持ちを少しでも解消するためにできることはあります。たまのお休みに遠出するのも素敵ですが、庭でやる花火や豪華な入浴剤を入れたお風呂など、日々のちょっとしたお楽しみでもよいのではないでしょうか? 夏休みの楽しい思い出は、意外とそんな日常に潜んでいるのかもしれませんよ。
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